劇場公開日 2010年12月18日

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「主人の命を命がけで護る武家の覚悟」最後の忠臣蔵 重さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5主人の命を命がけで護る武家の覚悟

2022年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

赤穂四十七士の生き残りの物語。佐藤浩市扮する寺坂吉右衛門は、大石の命により16年かけて遺族を回った。その時、寺坂吉右衛門は偶然役所広司扮する元大石家用人で討ち入り前夜逐電した瀬尾孫左衛門を見た。
孫左衛門には仕える桜庭ななみ扮する女主人可音がいた。芝居小屋にいた可音を茶屋四郎次郎の息子が見初めたが、可音には秘密があった。
忠臣蔵には様々な後日談があったのだろうが、これはその一つ。形は違うとはいえ、主人の命を命がけで護る武家の覚悟。寺坂吉右衛門も瀬尾孫左衛門も赤穂浪士の皆と並んで天晴れなり。

重