劇場公開日 2010年12月18日

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「評価が高い作品・・」最後の忠臣蔵 亮一君さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0評価が高い作品・・

2016年7月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

日本人が好きな赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件を題材にしたドラマである。レビューを読んでみると評価が非常に高い。これは日本人の心の中に武士道の精神が尊いものとして捉えられているからだろう・・映画を観て、吉右衛門や孫左衛門の生き方に素直に感動出来る。外国人には理解不能な点もあるに違いない。今の日本人は、徴兵制度も無く個人が自由な考え方と生き方を選択出来る。自由でなく合理的でないものは排除できる。特攻や武士道の死をもって自己を主張することもない。映画だが、役所広司と佐藤浩市の演技は上手い。これから時代劇に引っ張りダコだろう。最後にストーリーだが、妾の娘であっても武家の出であることには間違いなく、豪商と云えども商人に嫁ぐということがあるのだろうか?士農工商の身分制度が歴然としていた時代である。原作の小説が手元にあるので読んでみたい・・2010年の邦画。

亮一君