劇場公開日 2010年9月18日

「イライラしながらも「海猿」シリーズ無事完結?」THE LAST MESSAGE 海猿 SAOSHIーTONYさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0イライラしながらも「海猿」シリーズ無事完結?

2011年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

単純

幸せ

これまで「海猿」シリーズの1と2さらにはドラマ版すべて観た私にとってこの作品をどのような気持ちで入って行ったらいいのか正直わかりませんでした。そして、前半の組み立て部分は「アルマゲドン」並みにかなりイラッとしましたが、服部くんがなぜ海保になったのかその理由が明らかとなる辺りから徐々によくなっていき最後はとても感動しました。この映画で海保がしなければいけない仕事が自衛隊の区域に入るのかとかはよくわかりませんが、とにかく良い作品に終わってよかったです。

今回の仙崎たちのミッションは海に立てられた天然ガスプラント「レガリア」でのある事故が発生しそこからの人命救助を行うこと。吉岡や初登場する第七管区の服部と共に現場へ向かうが救出作業中に爆発がおき仙崎、服部ら5人がレガリアに取り残されてしまう。台風13号が接近している為に救助活動が出来なくなってしまいピンチに陥ってしまいます。

注目は主演の伊藤英明を初めとするキャスト陣の演技と感動的なストーリー。とは言え前半はイライラとため息ばかりでした。しかし、後半はさすが海猿と言った感じでしょうか?仙崎と服部のバディとしての友情やカンナと仙崎のラブストーリー等「海猿」らしさが存分に発揮されていたと思います。

キャスト陣に関して言えば、特に凄かったのは三浦翔平くん(?)演じる若き海保・服部の演技。観終わったと強烈なインパクトを私の中に残していきました。もちろん、伊藤さんら他のキャスト陣も良い味を出していましたが、三浦君にあっぱれを挙げたいですね。

まあ、こんな感じです。完璧な作品ではありませんが、見どころの多い素晴らしい良作だと思います。

追伸・仙崎は本編中何回「服部」といったのでしょうね?気になって仕方がありません。

SAOSHIーTONY