インセプションのレビュー・感想・評価
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Dream like Reality
Over the years I've had unsure attitudes to Inception. Ten years later, it stands well in the test of time. The business conglomerate heist is not very interesting at its core, but I had been overlooking Cobb's personal motivations for taking on the job, intricately woven throughout the entire plot. I hope a Waking Life-style animated version of this film can perfect the dreamlike qualities.
IMAXの没入感で、夢→夢→夢の3層構造のドリームアクションを堪能
劇場公開時に見て以来、IMAXで再見。10年前の映画とは思えないぐらい、フレッシュな感覚で見ることができました。「ダークナイト」「ダンケルク」のようなフルサイズ(画面比率1.43:1)にはなりませんが、IMAXの音響効果が絶大で、約2時間半の上映時間が気にならないぐらいの没入感がありました。
3層構造の夢を舞台にしたアクションドラマを、エンタメとして可能なかぎり分かりやすくビジュアル化しているのが素晴らしく、派手なCGに頼らないオーソドックスな手法でそれを表現しているのが凄いとあらためて思いました。カフェで夢の世界が正体をあらわすシーンや、回転するホテル内でのアクション、印象的なラストシーンなど、10年ぶりに見ても鮮烈に覚えている場面がいくつもありました。
終わらせ方が上手いんじゃ!
オチで あと2秒みせろよって思わせる作品は中々無いです!
あと脚本というかノーランの頭の中というか普通の人では絶対に作る事の出来ない内容で夢の三段階で時間の進行が遅くて全部の夢が同時進行するとか笑ってしまうくらいややこしい内容だし最初の50分くらいは延々とその説明してるだけだしアメリカで前半のシーンで退出する人が結構居たとかってのも本当なんでしょうね(テネットとかに比べたらめちゃくちゃ簡単で分かりやすいですけどね) あと奥さんが死んだ原因とか結構シリアスな話になるし とにかくあのラストがマジで最高でノーランはオチの天才で余韻の作り方が上手くてダークナイトやインターステラーとかオッペンハイマーとか本当に凄いんだよなあ!
この場は現実なのか夢なのか
ノーラン作品で今のところ一番好きかも。
夢の中の夢の世界を誰しも(?)想像はするけれど、それを映画として巧みに表現できるのはノーランにしかできないのかもしれない。あ、今敏や鈴木清順がいましたわ。
「親子の別れ」がトラウマになっているのは、『インターステラー』と同じだし共通の主題系があるのは面白い。後はホテル/の部屋やエレベーター、車内、病室、ミニチュアハウス、金庫など囲われた存在物や空間が頻出するからそれもノーランの好きなものかと推測する。
夢や無意識、トラウマなどを扱っているから精神分析から学術的に考察する余地はあるし、現に誰かがやっているとは思う。けれどそれらの主題系が映像表現のギミックとなり、エンタメ化に傾倒し過ぎな気もするから、学術的に正面からアプローチされることはないんだろうな…それは少し悲しいが、娯楽作品として十分に面白いから満足です。
ノーランにとって「ホーム(≒故郷)に帰れない」とはどういうことかもう少し考えたい。だがこの思考している場は現実なのか夢なのか?私もトーテムをつくる必要がありそうです。
こんな映画見たことなかった!
この映画は最初から最後まで気が抜けません。
まずは映画のストーリー設定を理解すること。次にレオナルド・ディカプリオ演じる主人公ドム・コブと愛する妻との関係。
またラストシーンが考えさせられて非常によかったです。
この類の映画は他にない!というぐらい面白かったです。
面白かった
観ていても現実と夢の境目がわからなくなり混乱する自分が心地よく、不思議な体験が出来る映画だった。
今更ですがオッペンハイマーを観た後本作を観て一気にクリストファーノーラン監督のファンになりました。デカプリオさんをはじめ、出演者全て違和感を感じさせない演技でとても良かった。
渡辺謙さんの母国語ではない感じの英語も聞き取りやすかった。映画館で観ればよかったと後悔しています。
2回観ましたー!
最近?最後のコマの真実が明かされたということで忘れているところも多いだろうし見に行きました。
やっぱり夢の中を想像するシーンは圧巻だし、ミッションの規模がデカい。夢と現実が分からなくなったり確かにそうだよな〜と思いながら鑑賞しました。
無駄なシーンがなく流石クリストファー・ノーラン監督、という感じでした。
最後のネタバレあり
インタビューを引用
マイケル(教授役)
『どこが夢で、どこが現実なんだい?』と聞いたら、監督は『あなたがいるシーンは現実です』と言っていたよ。だから、こう考えてください。私がいれば、それは現実。私がいなければ、それは夢」
最後、マイケルと主人公が再開し家に帰ってます。つまりこれは現実ということです
「夢の世界」の表現が素晴らしい。
◯作品全体
夢の中のルールやインセプション成功までの過程は物語が進めば進むほど複雑になっていくが、構成自体はシンプルで理解しやすい。夢の中へ潜る力が冒頭で示され、潜るためのノウハウや基本をアリアドネに教える形で映す。「子供と安全に再会する」という報酬のもと、コブがミッション達成を目指して躍動する。設定とミッション達成条件が明確だからコブとモルの関係性が付け加えられても、物語の終点がどこなのか混乱することなく楽しめた。
「時間」を使ったストーリーや演出に定評のあるノーラン作品。正直、世界観やその世界のルールについて行けてないときもあるんだけど、今回モチーフにしている「夢の中」はすごく身近にある題材。時間の過ぎる速度や夢か現実かわからなくなる状況は、肌感覚で理解できるのが良かった。
個人的に一番面白かったのは、夢の中の夢が深くなれば深くなるほど一つ前の夢では時間がゆっくり流れるというルール。夢の中の時間が凝縮されていることは誰しも体感したことがある感覚だ。フィクションであれば変幻自在にデザインできる夢の中に、自分たちも経験したことがある夢の中のルールがあることで、画面内で起こる「異常」に説得力が感じられた。
モルの亡霊が付きまとう真相の描き方は思わず膝を打った。インセプションは本作の達成目標として設定されているため、具体的にどれほどの影響を及ぼすのか物語から実感することは難しい。だが、コブがモルへ「これは現実ではない」というインセプションを行い、その結果モルが自殺してしまったというエピソードはインセプションの重大さを示す真相として十分だ。「心の傷が夢に出てくる」という、こちらも誰もが体験したことがある要素で表現しているから、コブの心情を理解しやすかったのも世界観の巧さが光る。
「夢オチ」という言葉がある。物語が夢の中の話で、実際にはなにも起こらなかったという薄っぺらさとオチの安っぽさを批判する時に使われがちだ。本作も登場人物たちが夢の中で切った張ったのアクションを繰り広げるあたりは「夢オチ」と同じような気もする。しかし薄っぺらさや安っぽさを感じないのは、本作の夢の世界が我々の見る夢の延長線上に置かれ、その「夢オチ」は人の価値観と人生を大きく変えるものとして特殊な説得力を持っているからだと感じた。
〇カメラワークとか
・序盤の街がめくり上がるところとか鏡を使って道を作る描写はおおっとなるけど、終盤の夢の世界は地に足付いたアクションシーンで「アカデミー賞視覚効果賞作品」としては少し右肩下がり。設計士・アリアドネをもうちょっと上手く活かしてほしかったような。
〇その他
・無事にミッションを成し遂げた機内のシーンは必要以上に芝居せず、短い時間にしているところに「去り際の美学」が感じられて良かった。「夢オチ」特有のあっけなさ、みたいなのを巧く活かしているようにも見えた。
・急造チームにしては出来過ぎな連携に見えなくもなかった。地味に大活躍してるイームスとか、バックボーンがもう少し見たかった。ノーラン作品って主要キャラ以外の描写は結構バッサリ行く気がする。
夢の中ではどんなこともありな、 不思議な映像ファンタジーを楽しめる...
夢の中ではどんなこともありな、
不思議な映像ファンタジーを楽しめるものとして、
実際に映像は楽しかったのだが、
どうもストーリーに入り込めなかった。
夢の中に入り込む感じが、
いまいち見る側として入り込めなくて、
申し訳ない。
体調が良くなかったのかな。
また、
ストーリーに緊迫感を加えるための
音楽の入れ方が少しうざかった。
もう一回見たいとは思わないかな。
難しい
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他人の夢の中に入るという(技術)が開発された時代。
・夢の中ではある程度自分の思う通りに物を作ったり出来る。
・夢の中で寝ると1つ深い階層の夢に行き、死ぬと1つ戻る。
・夢の中での1時間は現実の1分くらいに相当する。階層が深いほど顕著。
とかそんな仕組みになってる。
レオは愛する妻と共に夢の中に入り、老後まで共に生きる。
やがて現実に戻るが、妻は夢との区別がつかなくなってしまった。
で、死んで現実に戻ろう思い込んだ妻は飛び降り自殺、死亡。
レオは妻殺しの嫌疑がかけられ逃亡、子供達とも会えなくなる。
その罪悪感から、自分の夢の中で妻を作り時々会っていた。
夢の中の妻は今も少し精神的に病んでいて、少し怖い。
そんな折、世界のエネルギーを牛耳ろうとする会社の社長が死んだ。
牛耳らせないようにその後継者(息子)に方針転換させたいという、
ライバル会社の経営者の渡辺からの依頼で、夢を使った作戦を練る。
成功したら渡辺の権力で逃亡生活を終わらせてくれるという約束だった。
後継者の夢を操作して方針転換を決断させるように誘導する作戦にしたが、
後継者は夢を乗っ取られないための訓練を受けていたため、
夢の中ではエージェント達が常に現れ、レオらの命を狙って来た。
何か複雑な理屈でよくわからんかったが、
とにかく事を成すためには夢の中で後継者を2回寝させ、
自分達と共に3階層まで行かなければ成功しないって事やった。
しかも睡眠薬を使ったから、夢の中で死んだら1階層上がるのでなく、
一番下の層である虚無まで落ちてしまうらしい。
しかも現実世界でレオらの乗る車が川に向かってダイブするので、
その無重力なタイミングでのみ現実に戻れるとか・・・ようわからんけど。
まあそんなこんなで3階層目まで行くのだが、
ここでレオの妻が出て来て後継者を殺し、作戦は失敗に終わりかける。
しかしとっさの案でまた寝て、4階層目に行く事で復活させてた。
このへんもようわからんけどね。
4階層目では妻が後継者を拉致、レオに相手して欲しいがためだった。
妻はここに残れとか言うが、レオは妻に別れを告げて脱出。
さらに夢の中で死んで虚無に行って80歳くらいになった渡辺と再会し、
自殺させて現実世界へ引き戻した。このへんも今ひとつわからんが。
あと作戦は成功で、夢の中で父親の死に立ち合わせ、
父親に、おれの真似ばかりするので失望したと言わせた。
後継者はこれにより方針転換を決意した。
で、現実世界に戻った渡辺の力でレオの嫌疑は晴れ、子供達のもとへ。
でもその世界は夢だった・・・ようわからんが。
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とにかく難しい映画だった。
色々とルールがあって、そのへんが単純明快ならもっと良かったのだが。
っていうか、シナリオを作るために強引に作ったような設定も多い。
現実で落下中の無重力状態の時は、夢の階層が落ちることはないって、
いやいや、下の階層の夢が物理的な「下」にあるわけちゃうやろ(場)
あと現実世界とか上の階層で物理的な衝撃があると、
その衝撃が違った形で下の階層に伝わって来るってのもちょっと(場)
でも感じたのは、何故現実で生きる必要があるのだろうって事。
最後のシーンもそうやが、夢とわかってても子供達と幸せに暮らせる。
そして年老いて死んだ瞬間に、若返って現実に戻る感じちゃうの?
それってめっちゃラッキーやんって思うのは、解釈間違い??
あと渡辺は今ひとつな役まわりやったなあ。
別に現場に行く必要ないんでないの?歳取ってせいで動き悪くて死んだし。
没入しすぎて、登場人物たちと同じ感じの寝ぼけ感だった…!!
やっぱクリストファーノーラン天才だな…!?
サイエンス・フィクションというか、サイコロジーフィクション!?
展開が全然読めない!!
最初からもう1回みたくなる映画!
ノーラン映画の中でも比較的難解な部分が少なくて、理解しやすく没入もしやすい映画だったと思う!
結局最後までここか現実なのか虚構なのか分からない、オチまで秀逸すぎる…!
最強の映画体験とはこのことか…これ映画館で観てたらなおヤバかっただろうな…。
映画館の観客みんなで夢を共有してるみたいな感覚でトリップした気分になってたと思う…。
夢も映画も、虚構という部分では同じですから…!
夢の中だから、ド派手なアクションも無重力アクション&トリックも現実と見まごうような感覚で観れて緊張感が半端なかった…!
時間の流れる速さが違うというというトリックだけで、ここまで面白いストーリーになるのか…!すげぇー!
ミッションの完遂を目指すのが主軸ながら、主人公自身のトラウマや思い出との戦いみたいなものが同時進行ですすんでいって、ラスボスも結局自分自身というところも面白かった…。あ、ラスボス自分自身でいえば、これテネットにも通じるな!?やっぱノーラン天才だな!?
主人公が背負ってる罪悪感や悲しみ、後悔は想像もつかないくらい深いものだよね…。
同じ夢の中で一生分の時間を過ごし年老いた2人が手を繋いでいるシーンは大号泣だった…。彼女を救おうと思って発した「これは現実じゃない」というインセプションが、2人を悲しく別れさせてしまったことも、なんかもううっっ!!
ターゲットの潜在意識達が襲ってきたり、ターゲットが夢の世界や侵入者への違和感を感じるというのを、エキストラたちから不審が見られるという方法で表現されているのが、なるほどと面白かったしゲームみたいだった!!
現実ではありえないことが起きる(空に床が伸びていったり、ビルが生えたり)のでいえば、ゲームの中の世界を表した映画の「レディプレイヤーワン」とか「フリーガイ」とかの映像体験に近しいと思う部分もあったりした!映画の醍醐味!
夢の世界は自分自身毎晩体験してることで、現実で経験したかのような感覚になるのもとても良く分かるから、没入感えぐかったと思う!
頭フル回転。知的で面白い、だが初見ではちんぷんかんw
ぼーーと観ていては置いてかれること間違いなし。初見では映画ついていけない現象が起きました。
おかげで途中任務中にアーサーだけが起きてたもんだから(裏切りか?!)などと的外れな解釈をしてしまった。
鑑賞後にネットの考察をじっくり読んだら非常に細かく作り込まれててとても面白いです。
考察を読まないと理解できないなんて自分の読解力のなさにトホホ。
登場人物の頭文字をとってdreamsだとか、他の設定も細かい細かい。
人の潜在意識に潜り込む、夢を作り出し夢に潜入するという内容が面白いので、映画ファンは必ず一度は観ておきたい映画ではないでしょうか。
何よりディカプリオのオーラあってこそですね。
妻役の女優が結構むかつくキャラではあったがスタイルがよくて美人だったので許せました。
渡辺謙もいいですね。ロケ地に日本が選ばれると誇らしく思えます。
めちゃくちゃ疲れるので二度目はちょっと当分いいかな、という映画でした。
難解なパズルみたいな映画
久しぶりにネトフリで観てます。
150分の長編アクション映画で、夢の中が舞台のユニークな魅せ方が持ち味の作品です。
無防備で不自由な夢の世界にしまい込んだ情報を巡る戦いが繰り広げられます。夢の世界なので色んな国や場所を行き来して息つく暇もありません(笑)
シーンを見逃すと状況が分からなくなってしまうので、集中して観られることをお勧めします。全集中で鑑賞するとエンドロールで一気に疲労が襲ってくると思います😅
オンデマンド配信ならポーズが可能なので、この作品に向いていると思います。
が、やはりド派手なアクションシーンは大画面で観てほしいのが本音です。
アイデアが斬新。 ファンタジーとリアルの境目が曖昧で頭を使いながら...
アイデアが斬新。
ファンタジーとリアルの境目が曖昧で頭を使いながら視聴。ラストのコマが回り続けているのか止まるのかさえハッキリしない。
夢の中の夢の中のさらに中に行くというのは、実際どういうことなのだろうか。映画の中で映画を観て、さらにその中で映画を観ているというようなことか。
嘘を嘘で固めてさらに嘘を重ねて、のようなこととも似ている。
我々現代人の世界は、プロパガンダや利権で嘘だらけで、暴いても暴いても、真実という深いところには辿り着くのが難しい。まぁそのようなことを教えてくれているようにも感じた。人の記憶はそもそも改竄が可能な虚弱なものだから。
心地よいカオス
AmazonPrimeでは観たことありますが、映画館では初めてみましたが、全然違う作品であって映画館ってすごいな、いいな、と改めて思わせる映像や音響の迫力に圧倒されました。
物語も難解で、結局、どこからが現実か、どこまでが夢の中なのか、分かりませんでした。いや、分からなくなりました。
気になったのは、時間の進め方の多層的展開については、つながりが、正しいものなのかが、引っかかりましたが、このようなシナリオ展開ってダンケルクの1週間、1日、1時間ですよね。
実は、普段、我々が過ごしている時空って夢の中なのかもしれないですね。
また映画館で鑑賞したいなあ。
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