劇場公開日 2011年10月14日

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「アメリカン・ヒーローの王道」キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5アメリカン・ヒーローの王道

2011年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

スーパーマンのように“実在する”のではなく、ある力を借りてパワーを得る 庶民派ヒーロー。 肉体美がまぶしい クリス・エバンスの軟弱な姿は ちょっと笑えますが、マシーンから出てくるマッチョ姿は ちょっと照れくさい(でも わたしも触れたい♡ 笑)

時代背景が 第二次世界大戦下だったり、敵対するのが ナチスドイツのヒドラー党だったりと 歴史とフィクションを組み合わせた作りで、興味深いです。

不死身つながりの『Thor・ソー』も よかったですが、けがれのない・純粋な心の持ち主という点では キャプテン…が一歩リード。 でも 衣装はイマイチ(笑)

個人的に ストーリーも好きですが、有名な演技派俳優を 山盛り投入で、中身も濃かったと思います。
キャプテン…を見出した アースキン博士に スタンリー・トゥッチ(『バーレスク』の マネージャー)、フィリップ大佐を演じた トミー・リー・ジョーンズ(缶コーヒーBOSSのCMやってる オスカー俳優)、シュミット君主を演じた ヒューゴ・ウィービング(『マトリックス・シリーズ』の エージェント・スミス)、シュミットに仕える ゾラ博士役に トビー・ジョーンズ(『ハリー・ポッターシリーズ』で ドビーの声を担当)。ヒロインのエージェント・カーター(ペギー)を演じた ヘイリー・アトウェルも 年齢不詳な感じですが、落ち着いた演技と キャプテン…を優しく見守るまなざし(演技)が 良かったです。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で感じたように、「昔のほうがすごかった?」と思わせる 武器・装備だったりして ちょっと戸惑いますが、時代をぴゅんっと飛び越えちゃうので、あまり考えないようにした方が 無難。 あの 重さが予測できないシールド(盾)が2種類ある訳が分かって スッキリ。 たぶん 他国の人にもウケる アメリカン・ヒーロー。 ある意味ベタで、どうしても 他のヒーローたちと比べちゃいますが、もう続編を作るのは 一目瞭然なので これからへの期待も込めて4.5評価。 次回作のキャスティングも 楽しみです☆

Blue