劇場公開日 2008年12月20日

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「アリさんがサリーちゃんのパパにしか見えない…」アラビアのロレンス 完全版 らま+たんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0アリさんがサリーちゃんのパパにしか見えない…

2024年1月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

🍄2024年の野望🍄
《アカデミー賞作品賞》受賞作品制覇✨ 全95作品中記念すべき4作目✨✨
1963年作品賞受賞

『めちゃくちゃ長いよ〜しかもずっと砂漠の映像😂』となんだか観る気を無くさせる評判ばかり周りから聞いていたのでこれまで挑戦しなかった本作品。それでもアカデミー賞作品賞コンプを目指すなら避けては通れない道……ということでWOWOWさんの放送を録画してお家でゆっくり〜と思っていたら新文芸坐さんがまたしても超絶タイムリーに上映してくれるとな✨✨これはお家で観るより劇場のやつだろー!と観て参りました📽

まず冒頭から驚きの暗転、有名なテーマソングのオケ音楽のみ4分半の演奏。事前の場内アナウンスで聞いてなかったら“あれ?映像無いの??”と映写機の故障を疑ってたよ、絶対😂
基本的にこの映画ってこの超有名曲をいろんなテンポ、曲調、楽器使用で何度も繰り返し使用するから最初に刷り込んでおくつもりでこの4分半使ってるのかな??確かに効果覿面だったー。

英国軍の中では変わり者として知られるロレンス氏だったけど、砂漠の民たちの心を掴むのが上手かった。距離の詰め方、信頼を勝ち取る方法、その辺りをナチュラルにやってのける。途中、『VIVANTで観たヤツやーん!』となる場面も多いけど、砂漠のシーンが素晴らしい🌟
砂漠って砂砂砂の印象だったけど、いろんな表情を持つと知ってあたしもロレンス同様砂漠に魅せられてしまった(´∀`艸)♡♡
“There are only two kinds of creatures who find fun in the desert, bedouins and gods, and you are neither. ”と言われてたけど、あたしもロレンスも楽しめるタイプかとww

いや〜他にも書こうと思ったら次々と出てきてしまって収拾つかないからこの辺で。
歴史上の出来事、実在の人物、そして1962年に発表された作品でありながら壮大なスケール、今でいうブロマンス(やBL含む)なんかも織り交ぜられてて盛りだくさん。『2001年宇宙の旅』以来となる久々にインターバルのある作品観たけど、こっちは長さをあまり感じさせられることなく(イビキかいて寝てるオヂサンは結構居たけどw)もう一度でももう二度でも観たい作品。

大好き💕そして『イングリッシュ・ペイシェント』が観たくなったー🍀

らまんば