劇場公開日 2009年9月5日

「クレヨンしんちゃん原作」BALLAD 名もなき恋のうた HILOさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0クレヨンしんちゃん原作

2022年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2002年の「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」を原案、ジャニーズ事務所の草彅剛主演、これで時代劇ファンはドン引きするのは間違いない(苦笑)。そして時代劇を毛嫌いしてる今の若い子はなんとなく興味を持つに違いない(苦笑)。そして結論は意外と面白い作品。要はタイムスリップだからSFな訳でベースは戦国時代のオマージュかな。

最初は映画版クレヨンしんちゃんを実写映画化と聞いて直ぐに呆れた。草彅剛主演だからジャニーズ映画としては成功するだろうが…。とりあえず駄目元で見て驚愕。 意外と面白い。というかユーモアあり感動ありのエンタテイメント作品である。

オリジナル(つまりアニメーションのクレヨンしんちゃん)は最悪だったが、 こっちはジャニーズ事務所が監修してるせいかそれなりに面白いし感動もする。草彅剛が屈強な侍というのも面白い。

普段はいいひとを演じてるし、 木村拓哉の結婚による体制変更と草彅剛容疑者逮捕劇、 波乱万丈なSMAPでも草彅剛のポジション(いいひと)だけは変わらない。 というかジャニーズ事務所の方針で今後もキャラ変更はないみたいだ。 そういう状態での今回の映画はなかなか面白い。

ちなみにしんのすけの役を子供店長の加藤清史郎か、 ジャニーズJr.の森本慎太郎(当時は子役)がやったらどうなったか興味深い。

時代のギャップを楽しむのにDVDの日本語字幕を付けると楽しさ倍増で推奨。

現代なら出来る事も当時は戦国時代だから出来ない当たり前に現代は何と有り難い時代なのかと感謝する。

HILO