劇場公開日 2008年10月4日

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「警察は民営化しました」東京残酷警察 じぇんぬさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0警察は民営化しました

2023年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

仮面ライダーへふんだんにゴア・グロ・エロを盛り込んだようなアングラ特撮映画!!!
造形に既視感あると思ったら「ABC・オブ・デス」に参加してる監督さんでしたねw

古き良き日本とクールジャパンの間に出来たブラックホールなんだよな…

【あらすじ】
警察が民営化した日本。
”エンジニア”と呼ばれる改造人間による犯罪が横行するなか
父親を殺された主人公は日本の平和を守るため、エンジニア退治に勤しむのだが…

【汚造形・ゴア特表現はピカイチ】
造形力の高さには驚いてしまった。
チープさを微塵も感じない古き良き特撮の質感が世界観を創り出してる!

血の表現は多少やりすぎなところはあれど、人体破損に質の良さを感じざる負えん。

「武器人間」は確実にこの作品に影響受けてるだろうな~
犬女しかり脳みそ造形しかり…

キャラ衣装は「仮面ライダー電王」あたりの近未来×ミリタリー×日本文化って感じ。

世界観の作り方が凝ってて、30分に1回ぐらいCMが入るんだけど
それがまた人間情勢をバカにしてていいな~~と思う。

ストーリーはあってないモノです(笑)

板尾さん闇落ち・変態キャラに重宝されがち。

風俗小屋のシーンは「少女椿」感もあった。

大方この作品が好きな人なんて限られてくるゲテモノなんだけど
クオリティは担保できるんで、日本のグロ特撮ご興味あれば是非!

二ノ前