劇場公開日 2009年5月23日

  • 予告編を見る

インスタント沼のレビュー・感想・評価

全49件中、41~49件目を表示

1.5ハッピーになれる

2011年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

シーン、シーンで好きな場面はあります。
・黒ばかりの雑貨屋
・水道の蛇口をひねる
・物を売り払って暗い部屋に座り込みお面を被る
・窓から見える奇行に怯えるサラリーマン

独白によって話が進んでいくのですがやっぱりこの手法は古い!
独白かつちょっとしたオモシロシーンをはさんで物語を進めていっていいのはアメリだけ!

もっと絵本のように進めたいのならひとつひとつの画面に映る物にこだわるべきですし、もっと人情に寄せたかったならアメリ調にすべきでない。

現実なのか、お話なのか、はっきりした方がいい映画になっただろうね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いずる

4.0痛快で笑える、プラス思考ムービー

2010年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

前から気になっていた本作。今さっき見終わりました。
はじまりからテンポ良い展開で、終わりまで楽しめました。

場面場面にちょい出ししてくる笑いの要素も、結構ウケます。
きっとわかる人にはわかるユーモアがまだまだ隠されているのでしょうね。

"水の蛇口"も、何気ないエピソードですが
感じるところあり、ちょっと感動…
深読みしすぎかな。

きっと見る人によって、この映画のいろんなシーンや、
エピソード、笑いのツボとか、感じ方は違うと思いますが、
全体を通して終始プラス思考で、元気がでる映画です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
waxcafe

4.0さて水道の蛇口をひねるか

2010年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

まったく、内容がないナンセスギャグギャグ漫画のような映画でした

このどうでもよい感
めがね級ですね

人生に疲れたときに見ると、きっとよいと思います

好きな人は好き、嫌いな人は嫌いな映画です。

おじさんは嫌いなほうだと思うんですが結構ツボでした

水道の蛇口をひねって
しょうも無い日常を洗い流すのだ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
赤いおじさん

5.0めちゃくちゃスッキリした!!!

2010年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

この映画を観たことで、今まで暗かった人生が一瞬にして明るくなった!!悩みや生きづまりを感じたら、是非この映画を観てください!!自分の人生を変えてくれた映画です!!!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kirisyu30

4.0沼って良い言葉だよ

2010年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

なんか、気分がじり貧な時観たんで、地味に良かったです。ちょっとパッとしました。
池でも湖でもなくて沼、インスタントマイ沼、いいすな 。この監督作品は、ココロのどっかに引っ掛かって、また見直したくなるんです。

あと、あんなお母さん、良いかも、すごく好きかも。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
グッドラック

3.5ワケのわからない時間を共有する喜び

2010年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

取り立てて劇的なストーリーがある訳ではない。とは言っても、日常の現実的な生活からは離脱している。「かもめ食堂」や「ホノカアボーイ」とも違う。なんだこの独特の人間生態描写的映画は? 「間宮兄弟」「ジャージの二人」とか、最近、この手の作品を時々目にする。癒しでもなく、ファンタジーと呼ぶにはあまりにも現実に近い分野が確立しつつある。かといって、飽きるでもなく2時間が過ぎていく。
たまには見えないものを信じる気持ちを持つことも大切というテーマらしきものはあるものの、訳の分からない映画だ。
その訳のわからなさにつき合う時間を持てるって、ある意味、幸せなのかも・・・。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
マスター@だんだん

4.0初夏の麻生久美子祭・第2弾(^^;!

2009年6月15日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

出演作続々公開。絶好調“麻生久美子祭”今回は「時効警察」でおなじみ、三木 聡 監督とのコンビ復活で、笑わせてくれますよ~。

 な~んにも考えず、ただただお気楽に観て笑って、そして前向きになって帰りましょう!←こんな感じのフレーズがピッタリとハマる映画でした。とにかく楽しいし、相変わらずくだらないし、いっぱい笑えるし…、ああも~深く考えたらアカン!そのまま勢いに流されるのだ~!って感じ?とにかく吾輩が一番観て欲しいのは、風間杜夫と加瀬亮の頭(^^;!コレを観ただけでも、何か明日からハッピーがやって来そうな気が…(違?)。
 そして“映画女優・麻生久美子”の魅力は、『こんな映画』(←一応“褒め言葉”です)でも、てんこ盛りです!いや、むしろ『こんな映画』だからこそ、彼女のコメディエンヌとしてのキュートな魅力が、目いっぱい詰まっているんだと思います。カワイイだけじゃなく、最高に面白い!硬軟どちらの役柄でも、上手に演じ分けますよね、麻生さんって。まさに“映画女優”になるために生まれてきたような人ですね。ホント、今ノリにノッてる感が、スクリーンから滲み出てきてます。

 あとは脇を固める“曲者陣”。岩松 了、ふせえりの“時効警察コンビ”に、クドカン、温水さん、トドメに重鎮・笹野高史!いやあ、皆さんホントに楽しそう!“三木 聡 ワールド”に、ドップリとハマリ込まれてますね。でもそれが、作り手側の自己満足で完結せず、観ている側にもキチンと伝わってくるから、イイんですね。

 「インスタント沼」というタイトルを最初に聞いたとき、『また、こんな変なタイトル付けて、どこ狙って作ってるんだか?』って、思っちゃったりしたのですが、何とこの意味不明なタイトルには、チャンと意味があるんです!作中でキチンと再現されますので、どうぞその辺りもご確認ください。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mori2

5.0「ぜ、贅沢だぁ!」

2009年6月12日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

・・・というBOSSのCMの台詞を口走ってしまうほど、
すごいキャスティングに特撮まで使って・・・
でもテイストは相変わらずユルユルの、
いつもながらの三木作品で、ホッと安心。

両親役の風間杜夫と松坂慶子といえば、
あの蒲田行進曲の銀ちゃんと小夏じゃありませんか!!
(これがメッチャいい!)
とぼけた部長は、当然岩松了だと思ったら、
天下の名優、笹野高史が。
新屋英子や佐々木すみ江でさえチョイ役の食堂のおばちゃんで、
はなとか宮藤官九郎や五月女ケイ子
(1コ前の海賊版撲滅キャンペーンのイラストレーター)
とか、もう思い出すのが大変なくらい。

ヒロイン麻生久美子は、「おと・な・り」を見てから観た人は
びっくりしますが、「純喫茶磯辺」にくらべたらまともです。
加瀬亮も、「重力ピエロ」を見てから観たらびっくりですが、
ビジュアルでいえば、「パコと魔法の絵本」のほうが
はじけてましたね。
ともかく、今もっとも旬な俳優たちにおかしな格好をさせて
どろまみれにしちゃうのだから、たいした映画です。

肝心の「沼」も、もっとチープなやつでいいのに、
ホントに沼をつくっちゃってました!
最後沼からでてくる○○も、
太秦映画村特撮プールのセコイ○○で充分なのに、
ほんとにスゴイのが出てきちゃってました~!

いつもはつまらない意地をはって、多少のギャグでは笑わないワタクシ。
満員御礼でゆるゆるの会場の雰囲気にのまれて、
感じの悪い看護師の「舌打ち」に大いにウケたり、
「理想の折れ釘」に感心したり、
「よろしくおねがい島津藩」でまさかの爆笑をしたり、
情けないと思いつつ、そんな自分がけっこう好きだったりして・・・

こればっかりは、家でDVDを観ても白けるだけ。
そこそこ混んでるホールで、みんなで共有したい楽しさです。

ウソと意地と見栄でがんじがらめになった
しょうもない日常を洗い流せ~!
行き詰ったらまずは水道の蛇口をひねれ!

とか、
シラフになってみると、あんまり役に立たない教訓で
むしろ水道料金のほうが心配ですが、
「なんらもなあ~ 」

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kerakuten

5.0意味がないことに意味がある

2009年6月3日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

三木監督の作品は毎回とくに意味がない。
くだらないことを全力でしている、そのプロ力。
その究極性が笑いや感動につながっていると思う。
究極に意味がなさすぎて、その全てが意味を持っている…。
「意味がないことに意味がある」ということのまさに究極の形であろう。

素晴らしい映画でした。語ることは何もない。

冒頭からいきなり絶妙なテンポ感で物語は加速していく。
もしかしたら冒頭が一番の見所かもしれない。

麻生久美子に、ふせえり、岩松了、江口のりこらの三木監督お馴染みの「時効」メンバーはさすがのテンポ感。黙って観るべし。

笑えて、なんか幸せになれる。小さな幸せがここにはある。
ラストであたたかい気持ちになり、その隙間にYUKIのエンディングテーマ「ミス・イエスタデイ」が流れ、心地よい鑑賞感であった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
TOKUSHI