インスタント沼

劇場公開日:

インスタント沼

解説

担当雑誌が休刊になって出版社を辞めた沈丁花ハナメは、泥沼のようなジリ貧人生をやり直そうと思っていた矢先に、自分の父親が“沈丁花ノブロウ”なる見知らぬ男だと記された手紙を発見する。事実を確かめようと手紙の住所を訪ねると、そこには“電球”と名乗る骨董屋の店主がいた……。監督は「転々」の三木聡、主演は深夜ドラマ「時効警察」でも三木とタッグを組んだ麻生久美子、共演は風間杜夫、加瀬亮、松坂慶子。

2009年製作/120分/日本
配給:アンプラグド、角川映画
劇場公開日:2009年5月23日

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(C)2009「インスタント沼」フィルムパートナーズ

映画レビュー

5.0本当に元気が出る

Aさん
2023年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

興奮

幸せ

もう何度見たかわからないほどお気に入りの作品です。
落ち込んだ時にたまに見たくなりそのたびに元気をもらっています。
世界観は独特ですが、各登場人物が言っている言動はとても深いです。
麻生久美子さんも大好きです。

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A

3.5沼は便利グッズ

2023年2月27日
Androidアプリから投稿

小さい頃の嫌な思い出まで、何でも飲み込んでくれる「沼」は、生きていくための精神衛生上とても大切なものかも知れませんね。
そういう沼を、簡単に、どこにでも作り出せる「土蔵の中の土くれ」(そのものズバリ、インスタント沼)は、まさに100万円を投ずるに値する優れものだったのかも知れません。
あたかも、しおしおミロを作るみたいに(水道の蛇口をひねって)水を加えるだけでOKなのですから。
土蔵にいっぱいとは言わなくても、何回か分はほしいと思うのは、決して評論子だけではないと思います。(笑)
評論子は、あまり本数を見ていませんが、これが「三木ワールド」の醍醐味なのでしょうか。
興味深いいっぽんに、また出会えたと思いました。評論子は。

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talkie

3.5【温ーいが、ポップでキッチュな三木ワールド全開作。何が面白いかと問われると答えに窮するが、一時代を築いた作品である。】

2022年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■雑誌が休刊になり、出版社を辞めることになった沈丁花ハナメ(麻生久美子)。
 男にも振られ、泥沼のようなジリ貧人生をやり直そうと身の回りの荷物を処分した矢先、衝撃の手紙を発見。そこには、実の父親が“沈丁花ノブロウ”という全く知らない男(風間杜夫)だと書かれていて…。

◆感想

・今作は、とりわけ大仰な物語が語られる訳ではない。
 主人公の沈丁花ハナメ(麻生久美子)の生き方自体も、行き当たりばったりで、共感できる部分は少ない。
 だが、今作が公開された2009年というのは、バブル崩壊後、徐々に経済が復活している時代でありながら、虚無感が漂っていた時代である。
 今作が受け入れられた状況が良く分かる。

<三木監督の今作を含め、私が非常に好きな「転々」はその様な時代背景を意識しながらも、ポップで、キッチュな世界観を上手く映像化していたと思う。
 三木監督が、その後超低評価映画を立て続けに公開し、(特に記載しない)私の居住区の映画館では、一番大きなシアターで鑑賞した際の、殆ど観客が入っておらず、笑いも全く起こらなかった事は良く覚えている。
 今週末、三木監督の最新作が公開されるが、上映館は異常に少ない。
 だが、私は一縷の想いを込めて、わざわざ一時間駆けて車を走らせて鑑賞予定である。
 頼むよ!三木監督!と思ってしまうのである。>

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NOBU

4.0沼にはまって幸せを掴んでみた件

2022年2月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

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しゅうへい