チェ/28歳の革命 アマポーラさんの映画レビュー(感想)

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チェ/28歳の革命

劇場公開日 2009年1月10日
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チェ・ゲバラよ、永遠であれ!
投稿日:2009年1月20日
アマポーラさんのレビュー

「祖国か死か、我々は勝利する」。
これはチェとともにキューバ革命を成し遂げたカストロ首相が大衆の気持ちを鼓舞すべく演説の最後に口にする言葉。カストロがそう言うのは判るが、よそ者のチェが、祖国でもなんでもない国を祖国と呼んで死を厭わないとなると、これは居住まいを正さずにはいられない。すごい男がいたものだ。自らが信じる革命に殉ずる人生を貫き通して果てた男・チェ。命を賭して行う無償の行為のなんと気高くも美しいことか。
革命に共鳴する農民たちの中には、チェがキューバ人でないことに驚く者もいる。信用できないとまで言う兵士も出てくる。そうしたシーンでもチェにあまり多くを語らせず、静かに画面に語らせることで、この映画はチェに対する観客の妄想をいや増しにかきたてることに成功している。
ラストシーンに登場する新品のアメ車は、革命の落とし子とでも言うべき存在。革命後、アメリカ人は自分たちが手がけた建物や機械の図面や資料を全て抱えてキューバから逃げ出したが、さすがに車だけは持ち出せなかった。革命から五十年を経た今日でもなお、あの手の車は手直しされながらしぶとく街中を走っていると聞く。もうチェがストップをかけるまでもなく、みずから止まりそうな気はするけれど。
ビバ、チェ。アリーバ、チェ・ゲバラ!
第二部は是非観たい。コーニョ!コホンネス!

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