劇場公開日 2008年11月1日

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「ラブコメディとしては上々」ハンサム★スーツ うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ラブコメディとしては上々

2023年8月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、TV地上波

楽しい

単純

公開から10年以上経ち、当時に輝いてた塚地武雅が主役で頑張った。今や朝の顔に成りつつある谷原章介がコメディに振り切った演技を見せる。

ハンサム★スーツを着て男前になりチヤホヤされるのは、非モテに生まれれば誰もが一度は妄想する事と思う。
そこらへんをオーバーに発展させギャグでボカシながら進めていく展開は基本に忠実。
谷原章介にイタイ演技をさせて、共感性羞恥を刺激される。
反面、こころが大事と思っているけど、美男美女に視線が行ってしまうのは人の常。
善良な人物であっても易々と幸せがやってこないのが当たり前の世の中。
定食屋の琢郎がモデルでやっていけることには現実感がないが、そもそもハンサム★スーツは寓話であるから、これで良い。

終盤のパーフェクトハンサム★スーツによる二択は昔話で出てくる展開。

ただ不細工になるスーツを着る人はほとんど居ないと思う。
その点ではこの作品はファンタジー…楽しんで見られる。

久々に地上波で流れてて見たので感想書いた。

まぁ…面白い。ちょいと観るコメディとしては良質。
洋服の青山にあんなん売ってるなら買いたくなるくらいには(笑)

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)