劇場公開日 2009年2月7日

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「時の流れがこれほどまでに切なく」ベンジャミン・バトン 数奇な人生 yuuumiiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0時の流れがこれほどまでに切なく

2014年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

名作を再視聴。改めて、
ケイト・ブランシェットが素敵すぎる。
今年のアカデミー賞主演女優賞にも
ノミネートされている彼女。
新作『ブルージャスミン』の公開が楽しみ。

ストーリーはというと、
実際にはありえないファンタジー。

なのに、現実よりもっとリアルで、
人生の移ろいや愛、老いについて
二人の姿と重ね合わせながら
それらを深く考えさせられる。

自分だけが歳をとってってしまうことに、
焦りと不安、惨めさを隠せないデイジー。
一方で数奇な運命に身を任せながらも
愛を貫いたベンジャミンの
心のうちはあまり描かれていない。

でも男として、愛する女性や子供を
守ることができない悲しみや孤独が
いかばかりかというのが痛いほど伝わってくる。

本当に切ないラブストーリー。

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yuuumii