劇場公開日 2008年10月25日

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ブーリン家の姉妹のレビュー・感想・評価

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4.5世界史の教科書には書かれていない英国王室ドロドロ肉欲物語

2008年9月22日

興奮

知的

9/19表参道ヒルズにて試写会にて。いい映画でした。脚本も素晴らしく、監督の手腕の下、2時間の大作ですがあっという間に感じられます。世界史の教科書でヘンリー8世の名前を見た記憶があります。どんな人物かは忘れていましたが、「偉大な英国国王」だと記憶していました・・・が、映画の中では大違い!ヘンリー8世は部下の嫁さんだろうと、幼い姉妹だろうと、その母親だろうと、誰彼構わず「愛だ!」と勘違いしてSEXを迫り、抱かれた女はすぐに捨てられるか、ギロチンに送られるといった有様。世界史の教科書には「腐敗したローマ・カトリックから離脱、英国国教会を制定した偉大なる国王」と記載されていますが、実は中年の妻・キャサリン王女と別れて、若いネエチャンとSEXしたいだけのエロ親父でしかありません。その上、子供が生まれても、すぐに他のネエチャンに目移りし、妻子ともども追放してしまうというとんでもない野郎です。(調べてみると、ヘンリー8世は5回くらい結婚し、結構相手はギロチンか早死に、幸せになれた方は皆無のようです・・・。)
ともあれ、映画自体は素晴らしい!ナタリー・ポートマンもスカーレット・ヨハンソンも好演、魅力的な演技に観客は吸い込まれます。重厚かつ良質な映画をこの秋に観たいという方に、ぜひオススメしたい作品です・・・。

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モウリ