劇場公開日 2008年8月30日

「マンガ原作とはいえ、あまりにもストーリーに無理がある。」20世紀少年 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0マンガ原作とはいえ、あまりにもストーリーに無理がある。

2013年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

原作読んでいないので、よくできているのか、わるいのか、よくわかりせん。

浦沢さんの作品は「パイナップルアーミー」を読んでいます。

天才とは思っていたけど、画風が好きになれなかったので、その後読んでいません。

純粋に映画として見ると、あまりできはよくないかな?

トモダチが幼馴染みで、カルト教団の教祖になっているぐらいまではいいのですが、空港爆破したり、世界中に細菌まいたりする。

さすがにそこまでやったら、トモダチもただではすまないでしょう。

日本政府もだまっていないだろうし、たとえ日本中信者だとしても、アメリカ軍あるいは多国籍軍が、テロとの戦いとかいって乗り込んでくるのでは?

「ゼロ・ダーク・サーティー」みたいに、ネイビーシールズみたいなのがステルスヘリに乗って、殺しに来るかもしれない。

その後も疑問だらけでした。

CGを多用して独特の世界観を作っている、あるいは完全にお笑いならわかるけど、三丁目の夕日みたいなところからいきなり世界征服ではちょっと無理があると思う。

いろいろ疑問はありましたが、さすがにマンガ原作なだけに、こまかいところに目をつぶれば、一場面一場面は絵になっていて、画像の面白さはありました。

原作を読んでいればわかるのかもしれないけど、見る人がすべて原作を読んでいるわけではないので、もっと丁寧に作ってほしかった。

Push6700