劇場公開日 2009年9月11日

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「I wanna new ones ... Wolverine! いかにもアメコミなウルヴァリン、スピンオフ第一作目」ウルヴァリン:X-MEN ZERO アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5I wanna new ones ... Wolverine! いかにもアメコミなウルヴァリン、スピンオフ第一作目

2016年8月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

X-menの人気キャラ、ウルヴァリンのスピンオフ第一弾です。本編で爪がアダマンチウムになってた理由や記憶をなくした原因が語られます。ヒュー・ジャックマンも一番初めにウルヴァリンに決まったときにはウルヴァリンにしてはカッコ良すぎるとか背が高すぎるとか言われてましたが(原作のウルヴァリンはちっちゃいオッサン)、今ではヒュー以外考えられない感じですね。

比較的短い上映時間ながらテンポ良くアレコレ起こるんで退屈しないで観れます。シーン毎にウルヴァリンの相方が変わり、色々なミュータントが登場するのも楽しい所。

しかし、人気キャラのガンビットは無駄遣いでしょ?全くガンビットっぽくないのもマイナス点。原作ではキザなフランス人なのに原作の面影なさすぎです。

ウエポンXIはデットプールと呼ばれるはずが無かった事になっちゃいましたね。デップーさんの口閉じちゃダメですよ。でもこの経験が後のライアン・レイノルズの大ヒット作「デットプール」に繋がってきます。目の回りが黒くなった描写はアメコミ「マーク・ウィズ・ア・マウス」の表紙と一緒でしたね。

セイバートゥースは再現率は一作目X-menの方が高いですが、キャラとしては今作の方が好きです。リーヴ・シュレイバーって印象に残る役者さんですよね。

チャールズ、サイク、エマ、クィックシルバー等原作でも有名なキャラもチョコチョコ出てますが主役はやっぱりウルヴァリン。内容は駆け足気味ですが、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンを存分に楽しむ作品です。

そして、何故か出てるBEPのウィル・アイ・アム。きっとX-men映画に出たかっただけに違いない!!

アキ爺