劇場公開日 2012年6月30日

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「想像していたよりストーリー的!」アメイジング・スパイダーマン ひまじん三太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0想像していたよりストーリー的!

2012年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

(3D吹き替え版鑑賞)
新たなリメイク版で、もの凄い宣伝!
“アメコミ”系は特別好き、というわけではないが、
旧3部作は一通り観ているし、一応話題?作なので鑑賞。

①3Dについて
「アバター」以来の3D鑑賞。アバター3Dはとにかく凄かった。
一方、こちらはいわゆる主人公目線での“疾走感”の共有程度。
“3D映画”としてアバターと比較するのも無理があり、まあ2Dでも問題なく楽しめる映画である。(3Dでの視聴を全面に押し出しての“つくり”ではない)

②ヒロイン役の“エマ・ストーン”が可愛くてとにかく良い。
ファンになってしまった。
エマを観に行くだけでもお金を出す価値あり。
主人公も旧作よりも“ふつう”で好感がもてる。
良いキャスティンだと思う。

③映画作り
旧作は大人気アメコミ作品の映画化としての宿命からアクション全開、
楽しめれば良し、といった感じだったが、
本作は、スパイダーマン誕生からを、非常に丁寧に時間を掛けて描かれている。(よって上映時間も長くなり、ある意味“アクションですっきり”を期待していると“たるく”感じると思う)
しかし、新たなリメイク版は“人間(高校生)スパイダーマン”を描こう、という狙いが一貫してはっきり表れており、その意味で見ごたえがある。
新たなスパイダーマンファンを生むであろうことが期待できる。

派手な宣伝と広告で食傷気味になり、反発して観るのを止めよう、とおもっているのなら損をしますよ。
映画好きを標ぼうするのなら2Dで良いので是非鑑賞をお薦めします。

ひまじん三太