劇場公開日 2009年12月23日

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「西部劇+グリーンベレー+先住民尊重+エコ」アバター(2009) osanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0西部劇+グリーンベレー+先住民尊重+エコ

2018年3月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

いま事情があって昔風の西部劇は作れないから、西部劇のモチーフを別の設定で作るしかないわけだが、この作品はまさにそのケースに該当する。

西部劇、中でもいわゆる「○○○砦」系のアメリカンインディアン先住民との戦争映画。先住民の衣装・おどり・音楽・思想等、もろにアメリカンインディアンをモデルにしている。そういう意味でストレートにアメリカ人のための映画です。ただし、もちろん先住民文化や環境を尊重するストーリーはまさに現代のリベラルなアメリカ人の考え方が反映されている。

あと、ベトナム戦争が入っているように思う。砂漠ではなく、森が舞台、ジョンウエインのような正義感の強い隊長の存在、なによりも海兵隊が話の中心。まさにかつての映画「グリーンベレー」を思い出出す。敵に潜入して工作を行うという設定など、グリーンベレー以外の何物でもない。でも、グリーンベレーに裏切りものが出て、隊長が負けてしまうのだが。

オールドな映画ファンは、50年代、60年代のアメリカ映画のオマージュ?としても楽しめます。

osan
マサシさんのコメント
2022年12月15日

正にその通りだと思います。

マサシ