劇場公開日 2008年8月23日

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セックス・アンド・ザ・シティのレビュー・感想・評価

全62件中、61~62件目を表示

5.0誰もが憧れる4人ですけれども、やはり、こんな友達って現実世界では無理だわ!!まずは財力がないと無理よ。年収200万円以下の人がはびこる日本でありえるのかと現実的に考えてみた。

2008年8月14日

笑える

楽しい

興奮

もう~ねぇ~、皆様ご存じの『セックス・アンド・ザ・シティ』でございますわよ。
あの4人が、スクリーンで帰ってきた理由で。

8月13日、ギャガの天空の試写室で拝見してまいりました。
とにかく、マスコミ試写なのに、すごい人人、私(わたくし)は何とかみることができましたが、席が満席で見れない人たくさんおりました。
千秋、フジテレビの軽部アナウンサー、おそらく伊藤美咲など、そうそうたる方たちもきておりましたけれども。
それにしても、フジテレビのアナウンサーって、いろんな試写会で見かけるけど、相当暇なのかしらな?
局では経費削減対策がすっごいことになっているのに。
まぁ~、軽部アナの目つきがとても怖かったわ!!

さてさて、映画の内容に触れたいと思いますけれども。

もう皆さんご存じとは思いますけれども、いつもの4人が騒動を起こすわけですわよ。
今回は、キャリーの結婚騒動もあり、どうなることやら。

とにかく、何が凄いって、劇中の衣装ですわよね。
いったいどんだけの服を着てるんだよ!!って感じ。
とにかくファッショナブルなんですけれども。

オープニングで、キャリーが大きな花をつけた服をきていて、道行く女性が「素敵な服」っていんだけど。
あれって、どうなの?
とても素敵とは思えないんですけれども。私は、植物人間かと思いましたわ。
パトリシア・フィールドの衣裳って、時たますごく下品だったり、やり過ぎだったりするのよね。
私、最終回の一番最後のニューヨークを歩くキャリーのあの衣装もすっごく大嫌い!!
ださって感じよ。

まぁ、私(わたくし)の周りにも、彼女たちに憧れてセックス・アンド・ザ・シティごっこをしている方たちがおりますけれども。
まぁ~これが六本木でタダ飲みとかしてしょぼいのよ。
本当にエセセレブだわって感じなの。

やっぱり、この4人になるのは相当の財力がないと無理だわって!!改めて思ったわ。

2時間20分くらいありますけれども。
退屈せず、一気に見せてくれます。
キャラクターの性格がはっきり描かれているから、とても安心して見れるのよね。

もちろん、きわどい下ネタ満載ですわよ。
サマンサの隣人の男のいちもつがはっきり見えるシーンも。
あれ、ぼかさなくていいのかしら?

『ドリームガールズ』以来のジェニファー・ハドソンも、今回は地味にキャリーのアシスタントを熱演しております。
おいしい役だと思わ!!

もうねぇ~この映画に関しては、内容がどうとかよりも、4人のファッションと下世話な会話を思う存分楽しめばいいのよ!!

ちなみに、私(わたくし)、シーズン全部DVD購入して、再度見直しております。

私って、ちょっとシニカルだから、この試写の混み具合からいって、ほら、ギャガが、『ライラの冒険』で失敗してるから、この映画で挽回できるんじゃないかしらと思いましたわ!!

おおほっほほほほおほほほほほほおほほほ

早くDVD出ないかしら!!

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ナオミ・キャンベルスープ

4.5本作で結婚がメインテーマになること自体、時代の変遷を感じました。

2008年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 いち早くマスコミ試写で見ました。
 小地蔵も時々、テレビ版を見ていました。4人のキャリアウーマンの少しエッチな話題を井戸端会議で愉しんでいるという印象を強く持っていました。
 その背景にあるのは、おなじみの「I LOVE NEWYORK」をKeyにした、ニューヨークへの深い思い入れがあります。ご当地のニューヨークっ子たちが見たら、あるあるって頷く、ライフスタイルや、価値観が色濃く埋め込んであり、彼らの代表として4人の登場人物が登場し、ニューヨークカーたちの気分を代弁しているというドラマのはずであったと思います。
 特に今回結婚が話題となるミスター・ビッグは、かつてのテレビシリーズで、私財をなげうってカルフォルニアのワイナリーを買収するシーンがありました。ニューヨークカーにとってカルフォルニアワインは粋の象徴であり、今までの資産をつぎ込んでも買ってしまったビックは、「かっこいい奴」という、あこがれの眼差しを受けたのでした。ニューヨークカーの象徴のような男性なのですね。

 また、テレビシリーズは、カウンターカルチャーやウーマンリブ運動の影響を強く受けて、家族や結婚に対する疑問、既存の倫理観への反発と自由、独身主義というポリシーを強く持っていました。自由奔放なキャラクターの言動が支持されたわけです。

 そんなわけで、映画版になって、ゴージャスになった分、テレビシリーズの個性が弱められたのは残念なところ。特に結婚観で、テレビシリーズなら、どんなに恋い焦がれても、最後は結婚って何よと4人で言い合い、突っ張って終わるのがお約束事だったはずです。

 それが今回は事情が変わったのは、4人の年齢が40歳平均となり、後がなくなってきたからでしょうか。それとも安直に恋愛映画路線に軌道修正したのでしょうか。このハッピーエンドな結末が、ふさわしいのか、違和感があるのか、ぜひご覧になって感じてみてください。

 本作はまるで一冊のファッション誌をそのまま映画化したように、豪華ファンションがきら星のように出てきます。これだけでもう女性の観客はうっとりするでしょう。キャリーはコラムニストから一流ファッション誌の記者へ出世していて、劇中ファションショーまで登場します。
 キャリーを演じるサラ・ジェシカ・パーカー自身も、役柄がきっかけでデザイナーの仕事もやるようになったそうです。
 ハイライトは、キャリーのウディングドレスシーン。編集長に口説かれて、自ら表紙とウディングドレスのモデルとなったキャリー。あらゆる高級ブランドのウディングドレスシーンに袖を通します。その一つ一つが目を見張るように美しかったです。
 特に極めつけは、本番の結婚式のドレス。これだけでも一見の価値有り。まさに最後の花嫁(編集長によれば40歳がドレスの限界だから最後なのだという)にふさわしい衣装でした。
 でもキャリーの本音は、シンプルなドレスが希望だったのは意外でした。豪華なウェディングドレスが登場する前に、キャリーは地味なドレスにこだわります。これが結構ラストへの複線となりますからご注目ください。
 そしていよいよ結婚式へ。ここで大波乱が起こりましたが、内緒。

 以後ビックはあまり画面に登場しなくなります。メインストーリーの片方を引っ込めるのは、大胆なストーリーテーリングだなと思いましたね。

 あと注目は、サマンサの相変わらずの奔放さ。彼女には結婚生活は向いていないかもしれません。それにしても隣の部屋のエッチを覗き込んでは駄目ですよね。見どころは、隣のイケメン男性が全裸でシャワーを浴びているところを目撃するシーン。それを物欲しそうな眼差しで見とれるところは、いかにも彼女らしいと思いましたよ。

 またミランダは、深刻な夫婦不仲となります。結婚生活の難しさを、感じさせます。

 ただ、テレビシリーズならミランダも新しい愛を見つけるところですが、そうでない結末に向かっていくところに、本作の背景となる時代の変遷を感じました。
 2時間30分の長編ですが、随所に細かくエピソードが散りばめられて、笑えるところも多く、飽きのくる要素が皆無です。特に4人と同年代の女性なら、もあ何度もあるあると頷いて、画面に没頭してしまうくらい感情移入してしまうでしょう。

 テレビシリーズ抜きでも充分楽しめます。むしろ過去にあまりとらわれない方がいいかもしれません。

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流山の小地蔵