バトル7

劇場公開日:

解説

ベトナム戦争末期のタイを舞台に、米軍の隠し財宝をめぐって荒くれ者7人が米軍精鋭部隊と壮絶なバトルを展開する本格アクション・ムービー。2002年、タイで公開されるや否や大ヒットを記録。2004年、東京国際ファンタスティック映画祭で上映し多くの観客たちのハートをわし掴みにした。製作は、タイ映画ブームのさきがけとなった「マッハ!」の監督プラッチャヤー・ピンゲーオ。彼を筆頭に「マッハ!」製作チームが全面参加した。

2002年製作/121分/タイ
原題:Heaven's Seven
配給:メディア・スーツ
劇場公開日:2005年12月17日

ストーリー

時は1970年代、ベトナム戦争中のタイ。ベトナム従軍経験のあるギャンブラー、通称“イカサマ”は町の顔役との取引で、米軍がひそかにタイに運び入れようとしている財宝を、トラックごと強奪する計画を引き受ける。彼は軍隊時代のリーダー、“赤パン”に声をかけ、曲者ぞろいの昔の仲間を集める。そのメンバーは、特攻野郎7人のリーダー、“赤パン”(ポングパット・ワチラブンジョング)。6人の仲間とともに幾多もの戦場で戦ってきた歴戦の戦士でひとたび戦闘になると腰に縛りつけた2丁拳銃を使いこなす凄腕ガンマン。そして、なぜか赤い短パンをこよなく愛する独特なファッション・センスのオーナー。爆破のエキスパートで、戦闘でも拳銃よりも手榴弾など爆発物を好んで使う、通称・和尚(コム・チュアンチュエン)。京劇一家に生まれた華僑にもかかわらず、自分をジェームズ・ディーンの生まれ変わりと信じる、ジェームズ・ディーンみたいな男の子。自称・ジミー(トサポール・シリウィワット)。三度の飯よりもギャンブルが好きなジリ貧ギャンブラー、通称イカサマ(アマリン・ニティポン)。もとはといえばこいつのイカサマがもとで、7人はトラブルに巻き込まれることになる。戦場ではアグレッシブな喧嘩番長。しかし、実生活では恋人いない歴を更新中の失恋番長、通称ロマンス(ピーセック・インドラクンチット)。素手で鉄板をボコボコにするほどのハードパンチャー、通称・鉄拳(チャム・チャムラン)。八百長専門のムエタイ・ボクサーで殺人キックの鬼、通称ムエタイ(ポンサック・ホンスワン)。この最強の7人がそろえば向かうところ敵なし! 彼らは無事強奪を成功させるが、町の顔役に裏切られてしまう。さらに恐ろしい事に秘密の漏洩を恐れた米軍は、この事件をなかったものとするため精鋭部隊を送り込んできた。かくして7人の仲間たちと、米軍、顔役一味の、男と国の威信をかけた三つ巴の戦いが始まる。

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