劇場公開日 2005年5月14日

プライド 栄光への絆のレビュー・感想・評価

全3件を表示

5.0泣きそう

2022年8月13日
PCから投稿

野球の映画は山ほどあるのに比べてフットボール映画は極めて少ないです。
フットボールの試合進行に合わせて話が進むので、フットボールのルールや用語を知らないと厳しいでしょう。レビューも殆ど知っている人ですね。
スポ根は日本人の専売特許と思ったら、アメリカ人の方が一万倍好きみたいです。
昭和の運動部の経験がある人間なら最後のヘッドコーチの訓示には大泣き必至。
最初から中盤にかけて結構淡々と進むし、あまり明るくないし、それほどのドラマチックもなかったのでまあまあ4点かな?と思いきや、最後の試合のグルーム感抜群で一気の5点でした。
但し繰り返しますがルールわかないと心臓バクバクにはならないです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
越後屋

4.0Now I wanna be football's dog. まるで長編スポ根漫画を読了したかのような満足感!

2021年6月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
たなかなかなか

4.0アメフト映画は実話が多い。

2020年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 毎週金曜日になると、小さな街オデッサの店は全てクローズし、人々はフットボール・スタジアムに集まってくる。この街のパーミアン高校パンサーズは過去何度も州優勝し、住民たちは“GO!JOMO”と地元高を応援することが生きがいとなっているのだ。コーチたちも勝利するための目的は「街を守るため」と言うほど、高校のアメフトは人々の生活に密着したスポーツ。過去に優勝経験のある先輩や親たちは優勝の証しである指輪をはめ、誇らしげに現役選手を叱咤激励する。全編通してこの指輪が伏線となっているのです。

 シーズンが始まり、好調な出だしで勝利するパンサーズであったが、スーパースターである中心選手のブービーが靭帯損傷で欠場を余儀なくされる。次の試合にはスター選手を欠いたことで負けてしまい、もう優勝は無理だと思われていたところへ意外な伏兵が大活躍・・・と単純なストーリーではあるが、元は実話であり、アメフト・ドキュメンタリーという内容を敢えて小説化したかのように物語は進みます。このドキュメンタリー・タッチの雰囲気を損なうことなく、手ぶれの多いハンディカメラを中心に映像化していました。目がちかちかするかも・・・

 選手には、スター選手のブービー(デレク・ルーク)、母親と2人暮しの冷静なクォーターバックのマイク、父親が優勝経験のあるドン、全く笑わないアイヴォリー、といった個性豊かな者が多い。そして、校長より給料が高く、住民からは罵倒され、生徒から信頼されている名コーチをビリー・ボブ・ソーントンが演じている。彼は微妙に変化する心理を見事に演じています。

 アメリカ万歳!となりがちな内容ではあるが、閉鎖的な田舎への批判や、勝つことが全てではないというメッセージも伝わってきました。でも、ブッシュの出身地であることは頭から離れませんでしたけどね・・・(別人だと思うけど、エンドクレジットにマイケル・ムーアって出てきてびっくり!)

【2005年5月映画館にて】

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kossy