「フランス版一寸法師。」キリクと魔女 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
フランス版一寸法師。
フランスでは関連グッズを含めて、一種の社会現象となった大ヒットアニメーション映画。
アフリカを舞台にしたファンタジー作品だが、出て来る魔女カラバが、人間の成人男性ばかりをむさぼり喰ってたりと残酷な一面も。 でも、ミニサイズのキリクがちょこまかと孤軍奮闘する姿には萌える。
で、他の村人たちはと言うと、ただ脳天気に踊っているだけで、ちょっと困りものでしたがね。
また日本のアニメが真似の出来ない鮮やかな色使いや個性的な音楽は、結構新鮮でした。
魔女カラバの声を浅野温子が(ちと夏木マリっぽいが)、キリクの声を神木隆之介が吹き替えしていてるのもなかなか良かった。
同じ鬼才ミッシェル・オスロ監督による『夜のとばりの物語』シリーズも見逃せません。
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