劇場公開日 2003年6月14日

「アンドリューの寛大さが好き。」メラニーは行く! Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5アンドリューの寛大さが好き。

2021年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

物事をあまり考えたくないので、軽いタッチのラブコメディを観た。映画一本見ると、考えさせられてしまう。だから、ぼやっと観た。

ニューヨーク市長の息子アンドリュー ヘニングの寛大さが好きだった。彼は民主党の母親で市長の息子で育ったが、人間としての教育を戦略的な母親?からかどこからからか学んでいる。母親に対して、自分の意見を真正面から言えて、アラバマという保守的で、裕福ではない、メラニーの家族を卑下していない。愛が大切だということ、愛があればなんとか乗り越えられるということを心から理解しているようだ。母と二人で市長室での会話のシーンはかっこいい。それに、メラニーが本当のことを隠していたと分かって彼女のもとを去ったシーンでも、また、戻ってきている。ここでも、メラニーの真意を知ろうとして、理解しようとして戻ってきていると思う。何よりも、本人がメラニーを愛していることが大事で、優先であることを悟ったに違いない。結婚式のシーンでも、愛する人の気持ちが自分に向いているのではないと悟り、式場を無言で去った。この寛大さ、愛しているが故に、とるこの行動、あっぱれだ。

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