「黒ずくめの男。」西部悪人伝 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
黒ずくめの男。
『夕陽のガンマン』のモーティマー大佐のキャラを、受け継ぐような黒ずくめのガンマン【サバタ】を演じるリー・ヴァン・クリーフがとにかくニヒルでカッコいい。
ライフル銃を構えさせたら、これほど絵になる俳優はそういないだろう。
マカロニ・ウエスタンのストーリーはおおまかに分けて主人公の復讐、もしくは金品をめぐっての争奪戦のふたつに分類されると思う。
本作は後者に該当する「仕込み銃の見本市」みたいな作品でした。
またマルチェロ・ジョンビーニによる軽快なリズムのテーマ曲も耳に馴染みやすく、つい誰もが口ずさんでしまうかも。
もうストーリーなんて度外視してもいいから、クセ者揃いの悪人どもと、趣向を凝らしたガンファイトの数々をお楽しみ下さい。
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