アーバン・カウボーイ

劇場公開日:

解説

テキサス西部の田舎町で育った若者が、職を求めて都会に出て、夜の繁華街で知り会った娘と結婚。別居等様々な出来事を経て再び結ばれるまでを電機仕掛けのロデオ・マシーンやカントリー・ミュージックなどの風物を盛り込んで描く。製作総指揮はC・O・エリックソン、製作はロバート・エヴァンスとアービング・エイゾフ、監督は「チャイナ・シンドローム」のジェームズ・ブリッジス。アーロン・ラッサムの原作を基にジェームズ・ブリッジスとアーロン・ラッサムが脚色。撮影はレイナルド・ヴィラロボス、製作デザインはスティーブン・グライムスが各各担当。出演はジョン・トラヴォルタ、デブラ・ウィンガー、スコット・グレン、マドリン・スミス、バリー・コービン、ブルック・アルダーソン。演奏シーンでミッキー・ギリー、ジョニー・リーなどが出演。

1980年製作/アメリカ
原題:Urban Cowboy
配給:パラマウント映画=CIC
劇場公開日:1980年10月10日

ストーリー

テキサス西部の田舎町で育った若者バド(ジョン・トラヴォルタ)は、都会ヒューストンに住む伯父のボブ(バリー・コービン)をたよって故郷を発った。ボブは石油工場の工員で、郊外にささやかな家をもち平安に暮らしていた。彼のおかげでバドは職にありつきこの町の生活にまたたく間にとけこんでいった。ある夜、バドは、伯父夫婦に案内されて行った、この町の名物バー“ギリーズ”でシシー(デブラ・ウィンガー)という美しい娘と知り会う。テキサス独特のダンスを2人で踊るうちに、彼らは早くもお互いに愛情を感じた。勝気なシシーに熱を上げたバドは、早ばや求婚し、そして結婚へ。新婚ほやほやの2人は、ギリーズで機械仕掛けのロデオ・マシーンに夢中になり、毎晩通うが、ある日そこで、仮釈放で刑務所から出てきた男ウエス(スコット・グレン)の挑戦的な視線にぶつかる。彼は、男まさりの魅力的なシシーに目をつけたのだ。気が気でないバドは、昼間、工場で足を踏みはずし、あわや転落死という目に遭うが、その頃、シシーはウエスの指導でロデオ・マシーンに夢中になっていた。骨折のため工場をクビになったバドは、ギリーズで仲のいいシシーとウエスを目にし、当てつけにパム(マドリン・スミス)という美しい女性に接近した。パムは山の手に住む金持ちの実業家の娘で、粗野なバドに惹かれたのだ。パムと同棲生活をはじめたバドは、ウエスの鼻をあかすために、ギリーズで開催される“ロデオ・コンテスト”の優勝を目ざして特訓をはじめた。一方、仲直りを求めたシシーは、パムの邪魔で不成功に終わり、バドへの想いを抑えてウエスと暮らしていた。ある日伯父のボブが作業中の事故で命を落とし、その葬式の日、久しぶりにバドとシシーが再会した。しかし、シシーはバドに、ウエスが優勝したらその賞金でメキシコに行くつもりだと告げ、2人の仲は好転しなかった。コンテストの日、トップの五人に残ったバドとウエスは、全力を尽くしてロデオ・マシーンを操るが、バドが逆転優勝を飾り、敗けたウエスはその場を去った。ウエスはピストルを武器に賞金を襲い、逃げるところをバドに捕えられた。パムは、バドの気持ちがシシーだけに向いているのを悟り、2人の仲を邪魔した件を告白し、バドに別れを告げた。パムの告白でシシーの本心を知ったバドは、駐車場でウエスを待っていた彼女に手をさしのべ、やさしく笑いかけるのだった。

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映画レビュー

3.5ドリー・パートンのコスプレコンテストが当時のテキサスの時代色を表していて面白い。

2019年7月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

結局のところ一組の若夫婦のスレ違いによるスッタモンダを描いているだけなのだが、バックに流れる豪華顔触れによるカントリー・ミュージックの雰囲気に上手く乗ってて良い感じ。ラストに流れる“Look for love”が実にイイ感じでよりを戻した二人の姿にオーバーラップして爽やかに感動させてくれる。ヒロイン役のデブラ・ウィンガー宜し。期待していなかっただけに(バックの曲が鑑賞動機)ヨカッタです。

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もーさん
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