ニューヨークの恋人

劇場公開日:

解説

タイムスリップにより出会った男女2人を描くロマンティック・ラヴ・ストーリー。監督・脚本は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。撮影は「ブリジット・ジョーンズの日記」のスチュアート・ドライバーグ。美術は「楽園をください」のマーク・フリードバーグ。編集は「パトリオット」のデイヴィッド・ブレナー。出演は「プルーフ・オブ・ライフ」のメグ・ライアン、「恋する遺伝子」のヒュー・ジャックマン、「ハムレット」のリーヴ・シュレイバー、「ラットレース」のブレッキン・メイヤー、「Fカップの憂うつ」のナターシャ・リオン、「ハリウッド・ミューズ」のブラッドリー・ウィットフォード、「ワンダー・ボーイズ」のフィリップ・ボスコほか。

2001年製作/118分/アメリカ
原題または英題:Kate & Leopold
配給:ギャガ=ヒューマックス
劇場公開日:2002年6月15日

ストーリー

1876年、ニューヨーク。レオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)は、愛する女性とめぐり逢えないまま、結婚相手を決めざるをえない状況にあった。そんな時、彼はブルックリン・ブリッジから落ちてしまい、現代のニューヨークにタイムスリップ。仕事にも恋にも疲れた広告会社で働くキャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)は、元ボーイフレンドであるスチュアート(リーヴ・シュレイバー)のところに転がり込んできたレオポルドと知り合い、彼の奇妙なふるまいにとまどいつつも、徐々に親しくなっていく。そしてケイトは、バッグをひったくられたのをレオポルドが馬に乗って助けてくれたことから、彼に恋心を抱きはじめる。そんなある夜、ケイトは会社重役のJ.J.(ブラッドリー・ウィットフォード)に食事に誘われる。ケイトを愛しはじめていたレオポルドは二人が食事しているレストランに乗り込み、J.J.の俗物ぶりを痛烈に暴きだす。怒り傷ついたケイトが翌朝レオポルドから受け取ったのは、誠意にあふれた美しい手紙。ケイトとレオポルドは恋仲になるが、やがてレオポルドは19世紀に帰ってしまう。そしてある令嬢との結婚の準備を進めるが、そこに、せっかく手に入れた重役のイスを捨て、ケイトがタイムスリップしてやってくる。かくして2人は19世紀でめでたく結ばれるのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第74回 アカデミー賞(2002年)

ノミネート

主題歌賞

第59回 ゴールデングローブ賞(2002年)

受賞

最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ヒュー・ジャックマン
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写真:Photofest/アフロ

映画レビュー

4.0懐かしき恋愛マスター

2024年7月4日
スマートフォンから投稿

楽しい

この当時、ロマンス俳優と言えばメグライアンでしたね。久しぶりに顔を見た気がするわ。これだけロマンス映画に起用されるって事は、演技は兎も角、何処にでも居そうで誰にでも奇跡のロマンスが訪れるかもしれない、という親近感から人気を博したのかな?嫌いではないんだけど、当時は何でメグなん?って思ってた。ストーリーは、タイムスリップロマンスになるが、ヒューが現代に慣れるの早くね?って誰もが思った事でしょう笑 これを観たレディ達は、皆口には出せないこのフレーズを思った事でしょう。「こんな恋愛してみてー」「私にもいつか白馬の王子様が迎えに来てくれる筈だわ」とね。現実を直視すればあり得ない話なんだけど、現代に疲れた人々が時を忘れてこんなラブロマンスを鑑賞するのも悪くはないでしょう笑

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DJ XYZ

3.0弟のが可愛い

2024年2月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024/02/13

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杉下右京

3.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿

3点。 よくある話で、うまく行き過ぎの感がある。

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プライア

4.0もし本作が911前に完成して公開されていたなら、もっと色合いも変わっていて、興行成績も良い結果を残せたのではないでしょうか

2023年10月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ニューヨークの恋人 2001年12月公開 米国ではあの911から僅か3ヵ月後のクリスマスの公開でした 世情は未だ騒然としていました 2ヵ月前の10月からはアフガンに米軍は侵攻して、1ヵ月前の11月には首都カブールを陥落させていたのです そしてそれから20年も泥沼の紛争を続けなから占領し続けることになったのです そんな年のクリスマスの公開です 主演はメグ・ライアン ご存知ロマコメの女王です 因みに米国ではラブコメとは言わず、ロマンチックコメディと言うそうです 出演持40歳 1989年 恋人たちの予感 1993年 めぐり逢えたら 1998年 ユー・ガット・メール 彼女の主演のロマコメものの名作といえばもちろんこの3作です 本作もそれらに連なるロマコメでまたも大ヒットを狙ったはずでした しかし撮影の最中のまさかの911です 最早、ロマコメを天真爛漫に楽しむなんて雰囲気にとてもなれないそんな世情になってしまいました それでもなんとか撮了してお蔵入りにもならず公開されました そんな911の直後の中だからこそ、笑って楽しんでロマンチックな気分になってクリスマスを過ごして欲しいというのが製作側の思いだったのでしょう でも完成した作品には、なんとなく浮かない影を感じられると思います 911の直後なのに、画面の中のNYはそんなことなかったかのようなのです なんとなく白々しく見えてくるのです 脚本も、役者達も、監督も、そして本作を観る観客たちも脳天気になりきれないのです 肝心要のメグ・ライアンも今までみたいに弾けていないのです 不完全燃焼なのです もし本作が911前に完成して公開されていたなら、もっと色合いも変わっていて、興行成績も良い結果を残せたのではないでしょうか お話は、ろくな男に出逢わず恋愛はいつも煙突に引っかかってしまったサンタクロースのようになってしまう 私は人生の華をささげた あれが華? そんなことをいう男ばかり 自分の居場所を作るためにがむしゃらに働きかづくめて、気がつけばもう40歳 月曜日が来るので毎週日曜日が憂鬱になる 恋愛はもう諦めムード 言い寄ってくるのは昇進を餌に体を求めるヘビ男上司 そんな私に白馬の王子様が私の所にやってくる!というものです タイムトラベルとかは単なる設定なので突っ込みごところ有り過ぎで、そんなものをとやかく言い募っても仕方ありません 結末も予想どおりの展開となります 「飛び降りるのが恋」 「真の勇気とはたとえ危険でも栄光でも前を見据えて恐れず足を踏み出すことだ」 高い橋の上から飛びこむほどの勇気がなければ、なるものもならない そんなありきたりな結論の映画です でもスティングが歌った主題歌「アンティル…」はなかなかの名曲でした もっともっと面白くなったはずなのに、脚本のひねりとこなれの無さに加えて、撮影と公開のタイミングが本作を今ひとつの作品にしてしまったようです 結局、相手役のヒュー・ジャックマンの格好良さだけが心に残るだけの映画になってしまいました 彼は本作以降、ブレイクしていくことになります 一方、メグ・ライアンは本作以降 落ち目となっていくばかり ついには2015年の映画出演を最後に消息不明になってしまうのです そして2022年の「トップガン マーヴェリック」で久々に出演して安心したものでした その彼女のニュースを最近久々に聞きました その消息不明の7年間は、実は日本にいたというのですから驚きです そしてもう一つ、そのメグ・ライアンが2023年の秋、ロマコメに復帰したというのです! 約8年ぶりの主演映画が米国で公開されたそうです 「What Happens Later(原題)」 オーバー60の恋愛のロマコメだそうです それも主演だけでなく、脚本も、監督も彼女なのだそうです 予告編を観た限りでは、弾けているメグ・ライアンが帰ってきたのは間違いないようです これぞロマコメという映画をまた観れそうな予感がします 日本公開が待ち遠しい! 予告編画が動画サイトにありますから、メグ・ライアンのファンは今すぐ見ましょう!

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あき240