わんぱく離婚同盟

劇場公開日:

解説

両親が離婚した子供たちのグループが巻き起こす騒動と小さな恋を描くコメディー。製作はアンヌ・フランソワ、クリストフ・ランベール、シリル・ド・ルーヴル、クリスチャン・シャレ、監督・脚本はパトリック・ブラウデ、撮影はティエリー・アルボガスト、音楽はジャック・ダヴィドヴィッチが担当。

1991年製作/フランス
原題:Genial, mes parents divorcent!
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1991年7月20日

ストーリー

フランス中央部、郊外の小学校。新学期が始まり、ジュリアン(アドリアン・ディラン)も仲間たちと登校してくる。新しい担任の先生ヴィクトル(パトリック・ブラウデ)が、転校生のトマ(ヴォロディア・セール)を連れて来る。トマの両親は、離婚・再婚を繰り返す、離婚のプロだ。ジュリアンが帰宅すると、いきなりパパとママの離婚話が湧き起こっている。翌日、ジュリアンは友人たちにパパは出張したと嘘をつくが、ライバルのクリスチャン(ジャンニ・ジャルディネッリ)に離婚の事実がばれ、パパとその愛人のキス・シーンを写真に撮らてしまう。クリスチャンはジュリアンに学級委員の選挙に出るなと脅迫、委員の座を得る。ひとりぼっちになったジュリアンを、彼の両親の離婚を察したトマが励ましてくれ、二人は仲しになる。ジュリアンがクリスチャンの失敗を笑ったことでクリスチャンは皆に例の写真を公開、ジュリアンら離婚組対クリスチャンら結婚組に分かれて喧嘩が始まった。そんな中で、ジュリアンは、ヴィクトル先生の娘で一年下のペネロープ(ジェニファー・ローレ)とキスを経験、二人は付き合うようになる。数で劣勢だった離婚組は、結婚組の両親たちを次々に離婚に追いやる作戦に出て、仲間をふやしていった。また、ジュリアンは離婚した親の子供も離婚するとの言葉を信じてペネロープと別れてしまう。作文テストの途中、エドゥアール(カナーン・マルゲリット)がいなくなったと彼のママが教室に来た。エドゥアールの両親もジュリアンたちのせいで不仲になっていたのだ。ジュリアンとトマはエドゥアールを探しに教室を脱け出し、無事探し出すが、二人とも答案は真っ白。でもペネロープが家で操作をしてトマは合格。が、ジュリアンは落籍してペネロープと同学年になってしまう。これもペネロープの作戦で、二人は今度は本当の恋人となった。

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