劇場公開日 1969年3月19日

「ジョアンナ・シムカスを見るための映画」若草の萌えるころ たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ジョアンナ・シムカスを見るための映画

2022年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

名作『冒険者たち』でとても魅力的だったジョアンナ・シムカス主演映画、ずっと観たいと思っていて、ようやく鑑賞。原題は「ジタ伯母さん」。
ロベール・アンリコ監督&ジョアンナ・シムカス主演の本作、確かにジョアンナ・シムカスの美しさ際立つ映画なので彼女に見とれてしまう(笑)

ピアノ教えている婦人が突然倒れる。少しして、ジョアンナ・シムカスがその部屋に入って来て、倒れている女性を見つけて「ジタ伯母さん!」と叫んでドクター・コール。
ジョアンナ・シムカスはアニーという役で、父親は戦争で行方不明、現在は母親・ジタ伯母さんと一緒に住んでいる。
ジタ伯母さんの脳卒中の看護を母親としていたアニーだったが、夜中の街中を彷徨いはじめる。そして、男に尾行されたり、貧困外国人と出会ったり、警察に連れていかれたり、つかの間の恋愛らしきことをしたり……といろんな出来事が起こる。

物語面で、伯母さんが死にそうなのに放浪する女性というのは特段の魅力を感じないのと、貧困外国人が猫をつかまえて食べようとする件が好きになれなかった。

本作は、「綺麗なジョアンナ・シムカスを見るための映画」と割り切って観るしかない感じがした。
ジョアンナ・シムカスがブランコに乗るシーンなどはとても美しい。

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たいちぃ