劇場公開日 1984年10月20日

「ドゥービー・ブラザーズが解散した?いや、もう再結成してる・・・」ロマンシング・ストーン 秘宝の谷 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ドゥービー・ブラザーズが解散した?いや、もう再結成してる・・・

2021年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、TV地上波

 映画館で初めて観て、それから何度もTV放映で観た。しかし、何度となく観るのであるが、誰と映画館で観たのか・・・記憶に無い。多分一人で行ったのだと思うのだが、思い出せない。

 冒頭はジョーン・ワイルダーの小説における西部のならず者を退治するシーン。そんな復讐ものの単純な話で泣けるか!でもキャスリーン・ターナーが自画自賛して泣くカットもいいんだよなぁ。そんなとき誘拐された姉からの電話。封筒に入ったエル・コラゾンの地図。それを持ってコロンビアまで来いという・・・

 コロンビアでの冒険は途中中休みがあるんだけど、ジョーンの知名度のおかげで何度も救われるし、悪の将軍、アイラの一味(ダニー・デヴィード含む)との両サイドから追われることになったターナー、ダグラスの即席カップル。コメディ色も満載で『レイダース』や同じ時期の『魔宮の伝説』よりは劣るものの、恋に憧れる乙女心を持てば冒険ロマンスを楽しめる。

 残念なのは行ってみたいと思わせるような風光明媚な景色がないこと。ただ、ラストのニューヨークの街中のヨットは印象に残る。ワニ革ブーツも含めて・・・

kossy