劇場公開日 1995年10月28日

「一級のサスペンスと感動のストーリー。」黙秘 みっどないと・シネマさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5一級のサスペンスと感動のストーリー。

2012年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

ニューヨークでジャーナリストとして働くセリーナに、母が殺人事件の容疑者となっている知らせが届く。富豪の未亡人の世話人として働いていた母ドロリスだが、夫人が階段から落ちて亡くなる。調べた刑事はむかしの事件を思い出しドロリスに疑惑の目を向ける。ドロリスの夫が不審な死をとげて当事容疑者となっていたが証拠がなく逮捕には至らなかったのだ。そのため刑事は執拗にドロリスに迫る。母と会ったセリーナも昔のことを忘れてはいなかった。何かと暴力を母に振るう父。その父の不審な死。セリーナも母には距離を置いていた。母はいったいどうしたのか、信じる気持ちと疑う気持ちのなかで調べ始めるセリーナ。年寄り特有の頑固さと口汚さで母にあたっていた婦人。事故なのかそれとも・・・。やがて心の中に封じ込めていた記憶が徐々にセリーナに甦る。

この映画の特色は日食を使っていること。日が翳り日食が始まったときに事件が起きる。

ラストには清々しい感動が待っている。

おススメの作品です。

みっどないと・シネマ