息子の告発
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息子の告発

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解説

10年前に自分の母親が父を殺したという疑いを持った息子が、事件の解決のための告発を描くドラマ。第7回東京国際映画祭京都大会グランプリ・最優秀監督賞受賞作。監督は香港ニュー・ウェーヴのひとりで、「天菩薩」「レッド・ダスト」の嚴浩。中国の元開放軍兵士に実際に起こった出来ごとを元にしている。「客途秋恨」の許鞍華監督が、自分の作品として企画したものだが、今回は企画に回った。脚本は嚴浩と、王興東、王淅濱の夫婦。撮影は「青い凧」の侯咏、音楽も「青い凧」の大友良英。出演は台湾のトップ・スターで歌手でもあるツォ・チョンファ、「犬と女と刑老人」の斯琴高娃ほか。

ストーリー

殺人事件の捜査を依頼するため、ひとりの若い男が警察署に入って行った。彼、関建(ツォ・チョンファ)は10年前に起こった事件を警部に語る。北国の小さな村に住む関建は3人兄弟の長男で、父(馬精武)は田舎の小学校の校長先生、母(斯琴高娃)は豆腐屋だった。2人の仲は悪く、母親は離婚を願うが小さな村では離婚は恥ずべきことだった。関建がまだ幼い頃、彼と母親が吹雪に襲われ、死の危険にさらされた時、木こり(巍子)に助けられたことがあった。父は恩人の木こりを家へ招待するが、間もなく母と木こりは不倫の関係になった。噂は村中に広まった。彼女は否定したが、父はそのことで彼女をよく叩いた。その後間もなくのこと、夕食の時、父がもがき苦しみ倒れた。すぐに回復したが、その後も食事の時に発作を起こし、苦しむようになった。それに、子供たちが父の碗から食べ物を取って食べようとすると、母はヒステリックにそれを取り上げた。間もなく、父は病気の発作で死んだ。関建は父が母に毒殺されたと確信していた。彼は事件を明らかにするために警部と一緒に村に戻り、すぐに一族に了解を求めて、父の遺体を掘り起こし、検死することになった。しかし、遺体からは致死に値する毒物は検出されなかった。母への疑いは晴れ、喜びとともに自分の罪の深さにうち震えた。彼は、母と今は母と結婚した、あの木こりに罪を償おうとする。しかし、その後の捜査で、やはり母が父を毒殺した事実が明らかになる。裁判で母は死刑の判決を受けるが、彼女は獄中で関建のためにセーターを編む。拘置所で母と息子は再会するが、関建は母からのセーターを受け取らず、投げ捨てる。その後、この事件は大反響を呼び、投書が殺到する。半分は息子を正しいとするもの、残りは彼の行為を批判するものだった。...

スタッフ

監督
脚本
イム・ホー
ワン・シントン
ワン・シーピン
企画
アン・ホイ
撮影
ホウ・ヨン
美術
コン・ミンフイ
音楽
大友良英
字幕
白井啓介

キャスト

作品データ

原題 The Day the Sun Turned Cold 天国逆子
製作年 1994年
製作国 香港・中国合作
配給 TJC東光徳間

提供:株式会社キネマ旬報社

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