ミッドナイト・スティング

劇場公開日:

解説

天才的な詐欺師が仕掛ける一大ボクシング博を描いた作品。監督は「ゴールデン・チャイルド」のマイケル・リッチー、製作は「ジャックナイフ」のロバート・シャッフェル。レナード・ワイズの小説「ディッグスタウンの戦い」をもとに、「ハード・トゥ・キル」のスティーヴン・マッケイが脚本を執筆。撮影はゲイリー・フィッシャー、音楽は「メジャーリーグ」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。主演は「ハード・ウェイ」のジェームズ・ウッズ、3ヵ月に渡ってウェート・トレーニングとスパーリングを積み、ボクサー役に挑んだ「エイセス 大空の誓い」のルイス・ゴセット・ジュニア、「アフター・ダーク」のブルース・ダーン。

1992年製作/アメリカ
原題:Midnight Sting
配給:MGM映画=UIP
劇場公開日:1993年2月20日

ストーリー

ウィンフィールド刑務所に服役中の天才詐欺師ガブリエル・ケイン(ジェームズ・ウッズ)は、ボクシング博で億万長者になったジョン・ギリオン(ブルース・ダーン)の話を聞き付ける。彼は名ボクサー、チャールズ・メイカム・ディッグズ(ウィルヘム・ボン・ホンバーグ)の最後の試合で、自分がマネージャーをしていながら、相手選手に大金を賭けて勝ったのだ。ケインは仲間のフィッツ(オリヴァー・プラット)に指示を出し、出所と同時に行動を開始、言葉巧みにギリオンに接近した。ケインはギリオンに、10人のボクサーを相手にしても、ハニーロイ・パマー(ルイス・ゴセットジュニア)なら勝てると豪語し、10対1の賭けの勝負を承諾させた。ケインは、刑務所で親友だったウルフ(ランダル・テックス・コブ)の妹、エミリー(ヘザー・グラハム)を訪ねるが、ウルフは出所直後にギリオンの手下に殺されてしまう。ケインは、ギリオン側の選手の一人、サム(ロジャー・ヒューレット)を買収した。遂に試合の当日、1人目の選手をパーマーがノックアウトしたところで、ギリオンは賭け金を25万ドルにすると約束、同時にサムが買収されていたことを知った彼は、5人目にパーマーと対戦するサムの兄に、勝たなければ弟の命はないと威す。サムの兄が負け、サムは殺され、試合は一時中断。自身も襲われ、仲間が重傷を負わされたケインは激怒し、ギリオンに150万ドル賭けないと、ディッグズの試合での行為をばらすと言い放った。試合は再開され、パーマーは勝ち続ける。7人目の対戦相手としてギリオンの息子が現れたが、リングに上らず不戦勝、最後の相手の現役プロボクサーにも勝利するが、ギリオンが、息子が戦っていないので、もう一人と戦えとクレームをつける。しかし最後の対戦相手のボクサーは、ケインの刑務所時代の仲間だった。その男は、簡単にパーマーの前に倒れ、ケインは大勝利をおさめるのだった。

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