「炎のポリティカル・アクション」ホワイトハウスの陰謀 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
炎のポリティカル・アクション
最近は自ら銃を手にしてテロリストと戦う武闘派の大統領と言うのが増えて来ましたが、本作の大統領はホワイトハウス内で起きた殺人事件がらみの陰謀に巻き込まれるだけ。
しかも、その陰謀自体にツイストが効いてなかったから、ちょっと拍子抜けでした。
大統領役は‘87年度版の『ロボコップ』で下卑で憎たらしげなオムニ社の幹部役を演じた※1 ロニー・コックスだっただけに、最初から※2 こいつが 事件の黒幕じゃね?と思っていたら見事なぐらいにハズしてしまいました。
アクション番長スナイプスの暴れっぷりは不完全燃焼だったけど、元オリンピックの射撃の金メダリストと言うスッゲ~肩書きを持つシークレット・サービス役のダイアン・レインの射撃姿勢は、なかなかサマになっていたので、ここだけはかなりグッと来ました。
※1 ロニー・コックスは『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズでは、ビバリーヒルズ署の堅物の刑事部長を好演していました。
※2 現職の大統領が悪人と言うのは、イーストウッド監督の『目撃』がそう。
大統領を演じるのは名優ジーン・ハックマン。
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