ふしぎの国のアリス

劇場公開日:

解説

「シンデレラ姫」のウォルト・ディズニーが製作したテクニカラー色彩長編漫画映画。ルイス・キャロルの同名の児童小説をもとにウィンストン・ヒブラー以下13名が映画用ストーリーを書いたものである。音楽編曲はオリヴァー・ウォーレスの担当。なお、アリスのモデルはキャスリン・ビューモントKathryn Beaumontで映画のアリスの声は彼女の声である。

1951年製作/75分/アメリカ
原題:Alice in Wonderland
配給:RKOラジオ日本支社
劇場公開日:1953年8月22日

ストーリー

木のかげで姉さんが読む英国歴史にあきた頃、突然白兎がアリスの傍を駆けていった。その後を追って穴に飛び込んだアリスは何か食べるごとに大きくなったり、小さくなったり、笑い猫や芋虫やトランプの兵隊などに会って、最後はトランプの女王様から裁判され、こわくなって、逃げ出そうとしたが、なかなか逃げられない。というところで姉さんの「アリス」と呼ぶ声に目を覚ましました。不思議な国は夢のなかの出来事だったのだ。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
ウィンストン・ヒブラー
ビル・ピート
ジョー・リナルディ
ビル・コットレル
ジョー・グラント
Del Connell
テッド・シアーズ
アードマン・ペナー
ミルト・バンタ
ディック・ケルシー
ディック・ヒューマー
トム・オレブ
John Walbridge
原作
ルイス・キャロル
製作統括
ベン・シャープスティーン
製作
ウォルト・ディズニー
ロイ・O・ディズニー
レイアウトチェック
ドン・ダグラディ
レイアウト
McLaren Stewart
トム・コドリック
チャールズ・フィリッピ
ケンドール・オコーナー
ヒュー・ヘネシー
Don Griffith
ソー・パットナム
Lance Nolley
作画監督
ミルト・カール
ウォード・キンボール
フランク・トーマス
エリック・ラーソン
ジョン・ラウンズベリー
オリー・ジョンストン
ウォルフガング・ライザーマン
マーク・デイビス
レス・クラーク
ノーマン・ファーガソン
美術監督
ケン・アンダーソン
John Hench
クロード・コーツ
背景
レイ・ハッフィン
Art Reley
ディック・アンソニー
Ralph Hulett
Brice Mack
Thelma Witmer
音楽監督
オリバー・ウォーレス
主題歌・挿入歌
ジャド・コンロン・コーラス
挿入歌
キャスリン・ビューモント
ビル・トムスン
J・パット・オマリー
クイニー・レナード
リチャード・ヘイドン
エド・ウィン
ジェリー・コロンナ
ジェームズ・マクドナルド
ザ・メローメン
ベルナ・フェルトン
ザ・リズマイヤーズ
音響監督
C・O・スライフィールド
録音
ハロルド・J・ステック
ロバート・O・クック
ミキサー
アル・ティーター
編集
ロイド・リチャードソン
作詞
Bob Hillard
コイ・コーベン
ルイス・キャロル
作曲
オリバー・ウォーレス
Don Raye
サミー・フェイン
Gene Depaul
作詞・作曲
マック・デビッド
ジェリー・リヴィングストン
アル・ホフマン
オーケストラ指揮
ジョセフ・ダビン
制作担当
ケン・ピーターソン
特殊効果
アブ・アイワークス
エフェクト原画
ジョシュア・メドール
Dan MacManus
ジョージ・ロウレイ
ブレイン・ギブソン
原画
ハル・キング
ジャッジ・ウィッテカー
ハル・アンブロ
ビル・ジャスティス
フィル・ダンカン
ボブ・カールソン
ドン・ラスク
クリフ・ノードバーグ
ハーベイ・トゥームズ
フレッド・ムーア
マービン・ウッドワード
ヒュー・フレイザー
チャールズ・ニコラス
色彩設計
メアリー・ブレア
全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第24回 アカデミー賞(1952年)

ノミネート

作曲賞(ミュージカル) オリバー・ウォーレス
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映画レビュー

5.0ここから出して~!

2023年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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しゅうへい

2.5小説の映像化に決定的な影響を与えた作品

2023年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作を読んだことがないので、英文学の言葉遊びの部分を、苦心して映像化したんだろうなあ、という部分は想像で補うしかない。チェシャ猫のニヤリと笑った後に、口元だけ残して姿を消してしまう「あの」不気味な笑いのことだ。

他にも、トランプの女王のヒステリックぶりだったり、時計を手にしたウサギを追いかけて、異次元に突入するくだりなど、ファンタジーの王道で、ある意味、読み手の想像力の産物だったものを、無理やりにでも「映像化」してしまった功罪は大きいと思う。

おそらく、これから先、何かの機会にルイス・キャロルを読むことになったとしても、脳内で繰り広げられる映像は、確実にこのアニメーション映画の影響を受けたものになる。そういう意味で、今世紀の読者にこのアニメーションが与えた影響は計り知れないものがあると思う。

だからと言って、映画として面白いかは話が別だ。

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うそつきカモメ

5.0ディズニーだから無条件に許される

2023年1月17日
PCから投稿

実写の映画だったら、ほぼ支離滅裂なワケのわからないストーリーですが、さすがディズニーマジック、常人の枠を超えた夢の世界ですね。
子供なんかは全体のストーリーや整合性よりも場面場面の不思議さやドタバタを面白がるんだからこれでいいんですね。
何だかよくわからないけど、なんだか楽しくなりますね。

追伸 アリスちゃん、凄い大根足だけど昭和25年当時はこういうのが受けたんですかね?まあサリーちゃんもだったけど。

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越後屋

3.0ふしぎの国で次から次へとアリスが様々なものに出会う。どんどんお話が...

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ふしぎの国で次から次へとアリスが様々なものに出会う。どんどんお話が展開していきます。
やっぱりアリスの世界観はすごく可愛らしいですね。

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よっしー
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