劇場公開日 1976年12月4日

「かなり無駄な巨大バス」弾丸特急 ジェット・バス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0かなり無駄な巨大バス

2020年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 一応パニック映画の部類に入るのだろうけど、核燃料を使わなくても行けるやろ!と被爆国日本に住む者としては無駄で危険なバスの存在価値にすら疑問。全長50mというバスを二つくっつけたような大きさで、豪華な客室やレストランに加え、プールもあるし、ボーリング場もあるという無駄尽くし。コックピットのような運転席だし、二人交互に運転できる。

 開発者キティの父親は爆破テロによって動けなくなるし、敵の親玉も鉄の人工肺に頼っている。しかし、笑えない。コメディ作品として観るには笑いの要素のピントがずれてる気がするのです。そうして、ようやくクライマックスになり、ありえないほどの特殊撮影に驚いてしまう。どう見てもミニチュアじゃないし、巨大なバスをそのまま崖から落とそうとしてる!この映像だけでも見てよかったと思うくらい。

 ちょっとだけアメリカでの自動車免許試験(学科)は難しい・・・ということがわかった。病院前の速度、緊急自動車の優先順位とか、知らんがな!

kossy