劇場公開日 1998年4月18日

上海グランドのレビュー・感想・評価

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4.0【1930年代、上海。縁が切っ掛けで絆を持った暗黒街を生きる二人の男の一人の令嬢への愛により破綻する姿を描いたノワール映画。レスリー・チャン&アンディ・ラウの魅力炸裂作品。】

2023年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■1930年代。台湾反日同盟の軍人ホイ(レスリー・チャン)は日本軍に捕らえられたところを逃げ出し、野心家の青年リク(アンディ・ラウ)に助けられる。
 大富豪の娘を狙う、ファン・ティンティンとリクといつしか固い友情で結ばれたホイだったが、リクが恋していた相手は、自分の恋人のティンティンだった。

◆感想

・1930年代の、上海の裏社会で生きるスーツ姿に口髭を蓄えた若き、アンディ・ラウとレスリー・チャンがどん底から這い上がる姿の魅力満載の作品である。

・大富豪ファンの娘を狙う、ファン・ティンティンを演じた女優さんの美しさも魅力的である。

<今作は、資料によるとTVシリーズのツイ・ハークによる映画化作品だそうであるが、テンポよいストーリー展開と、最後ファン・ティンティンを巡って撃ちあうシーンも、お互いに空砲を渡していたり、微妙に急所を外していたり、アンディ・ラウとレスリー・チャンが演じた二人の漢の、漢気炸裂作品である。>

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NOBU

4.0アンディ・ラウの追っかけ中

2023年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

無邪気な青年期からマフィアのトップになったのは運命のいたずらか。
表情やたたずまいが見事に変化しいつまでも見ていられる。
ストーリーは三人の話の組み合わせで粗さもあるが、アクションあり男同士の友情あり、マフィアお決まりのアクションありで楽しめる。

インファナル・アフェアでは、悪役寄りの善人だったけど
今作では善人が無理して悪役ぶってた部分もあり結末は悲しい。

この映画を観たことによって亡きレスリー・チャンも追っかけなければならなくなり、、、映画生活ますます楽しいです。

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ハマー

4.0銃撃戦に迫力あり、主役レスリー・チャンと戦前の上海裏社会に魅力を感じた

2023年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

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Kazu Ann

4.0男二人に女ひとり

2023年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦争前の1930年代、一人(レスリー・チャン)は台湾反日同盟の闘志で、満州で挙兵に失敗し上海に逃げてきた。
もう一人(アンディ・ラウ)は野心家で、たまたまその男を救い、その後二人で上海の裏社会で暴れまくる。
女(ニン・チン)は上海の裏社会の大物ボスの娘で、男二人とは別々に知り合う。
とてもキレの良い暗黒街もの。

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いやよセブン

4.5上海版大正ロマンの雰囲気が美しい

2021年6月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アンディ・ラウとツイ・ハーク流れで鑑賞。
レスリー・チャンの作品をまともに観たのは初めてかも。これは人気があったろうなぁ、というのがよくわかる。
アンディ若いーー声高い(笑)でも顔はほとんど変わってない、、歳を重ねてからがグッとカッコいいけれど、この時からすごい完成度。。

上海のその時代はそんな雰囲気だったんだろうなぁ、と思わせるような衣装やセット。日本で言う大正ロマンのような、レトロでゴージャスな世界観。けっこうアクションが多いので、撮影大変だったろうな。

リク、ファン、ホイの3人を中心に話が進んでいく。そう来たかーーーという展開も、ちゃんとエピソードが繋がっていく。
リクとホイの友情が芽生えるのも自然な感じ。愛だ恋だが出てくる映画(特にアクション映画の女子)はシラける事が多いけど、これはみんなそれぞれの気持ちに共感できて、嫌じゃなかった。共感できるだけに切ない。

ファンとホイの電車のシーンはフランス映画のような美しい絵だった。上海で再開して二階の窓から逃げるシーンも素晴らしい。猫足のお風呂とか、シャワールームとか、何かと絵がいい。

リクもホイも本質が正義感の強い善人なだけに、展開の無情さがやり切れない。やっと光の元に出られると思ったのに。
大袈裟な表現とか、あり得ない表現(手が燃えてるのに火傷もないとか)もあるけど、楽しめた。

あの蛇女は一体(笑)

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osinco

3.5上海・ゴッドファーザー風

2020年8月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

萌える

若い時のアンディは、左頬にほくろが一つあるんだ!顔のほくろが好きなので、とても嬉しい。でも、私はもう少しで還暦になる、今のアンディが大好きです。

ストーリーは単純で、私ですら予測がついた。音楽も単純でした。リク(アンディ)がどんどんのし上がり、当時、町の映画館にかかって大人気の「風と共に去りぬ」のクラーク・ゲーブル風のヒゲ&格好になるのが、映画引用で面白かった。

レスリー・チャン、この映画で初めて見ました。濡れた子犬のような眼をしてる人なんですね。放っておけないタイプ。

間に女が居るけれど、二人の男の信頼と愛のお話でした。二人の目が血走る場面、赤いワインの色、香水の香り、汚穢屋の時の匂い、葉巻の香り、雪の白と血の赤、時折のモノクロ場面、二人がダンスするところなと、いい場面も沢山ありました。

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talisman