劇場公開日 1978年6月10日

「アメリカ版トラック野郎」コンボイ みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アメリカ版トラック野郎

2015年8月25日
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鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

この『コンボイ』が製作されたのは78年。その前年には、『スターウォーズ』や『未知との遭遇』が製作され、SF映画の当たり年だった。
そんな時代に男臭さ満載の本作が殴り込みをかけたのだ。しかも、監督はバイオレンス映画の巨匠サム・ペンキンパー。
ちなみに『コンボイ』とは、護送船団と言う意味で、トラックが集団で走行することを指す。

本作ではラバーダック(クリス・クリストファーソン)たちが、CB無線でトラック仲間たちと連絡を取り合う場面がとにかくカッコ良かった。
で、彼の大号令の元、全米各地からトラック野郎たちがどんどん集結し、遂には一大護送船団が出来上がるまでに。
そこにラバーダックを目の敵にする保安官・ライルが登場。
彼はコンボイを制止させようと州兵まで出動させちゃうのだ。
ライルを演じるのは、悪人顔丸出しのはアーネスト・ボーグナイン。
男性映画の傑作『北国の帝王』でも浮浪者を虐待する憎々しい車掌を演じて、その強烈な個性を際立たせていたね。

『トランスフォーマー』のような、トランスフォームするトラックは登場しないけれど、巨大トラックに萌えたい人にはオススメの1本!

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みつまる。