劇場公開日 1999年7月3日

「しっかりと面白い」交渉人 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5しっかりと面白い

2016年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

先日、ゲイリー・グレイ監督の『ブルドッグ』を観まして、まぁ正直、微妙だったわけです。なので、本作もどうなのかなぁ、と思って観たわけですが、いやいやどうして、しっかりと面白いじゃないですか!

っていうか、この『交渉人』が1998年、そして『ブルドッグ』が2003年の公開。両方観た方はわかると思うのですが、どう見ても、この『交渉人』の方がキャストが良いし、予算もかけてる感じがするんですよね。って思ってネットで見てみると、確かに『交渉人』の制作費が5000万ドル、『ブルドッグ』が3600万ドルと、明らかに予算ダウン・・・。果たして何があったのか、と思ってみると、あらら、この『交渉人』、興行収入が制作費を下回っちゃってるじゃないですか・・・

んー、こんなに普通に面白いのに、意外とヒットしなかったってことですかね・・・ 謎すぎる・・・

まぁ、『ブルドッグ』と同じ2003年にゲイリー・グレイ監督は『ミニミニ大作戦』を撮っていて、そちらは儲かったみたいなので、『交渉人』の失敗→『ブルドッグ』の低予算っていう単純な図式ではないのかもしれませんが、しかし本作があまりヒットしなかったというのは不思議でありますね。

確かにミステリーとしては微妙に深みに欠ける感じはありますけど、でもまぁ、サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーですよ!? 面白くないわけないじゃないですか!!

つくづく、世の評価っていうのは分からないものだと感じるわけであります、はい・・・

チャーリー