キャノンボール

劇場公開日:

解説

世界の名車、高級車に乗ったスピード狂たちが腕を競う大陸横断5000キロの最大イベントキャノンボールをドラマティックに描くアクション映画。製作総指揮はレイモンド・チョウ、製作はアルバート・S・ラディ、監督は「トランザム7000」のハル・ニーダム、脚本はブロック・イェーツ、撮影はマイケル・バトラー、音楽はスナッフ・ギャレット、編集はドン・キャンバーンとウィリアム・D・ゴーディーン、美術はキャロル・ウェンジャーが各々担当。出演はジャッキー・チェン、ロジャー・ムーア、ファラ・フォーセット、バート・レイノルズ、ディーン・マーティン、サミー・デイビス・ジュニア、ピーター・フォンダ、エイドリエン・バーボー、タラ・バックマン、ドム・デルイズ、ジャック・エラム、マイケル・ホイなど。

1981年製作/95分/アメリカ・香港合作
原題:The Cannonball Run
配給:東宝東和
劇場公開日:1981年12月19日

ストーリー

アメリカ東海岸コネティカットから西海岸カリフィルニアまでの5000キロ高速道路でスピードを競う最大のレースキャノンボール。参加者はレーサーの資格不要。レーシング・カーでなく普通の乗用車で走る。交通ルール、制限速度55マイルなどすべて無視、誰でもチャレンジできるのだ。早速様々な野心家たちが集まってくる。救急車の運転手に扮装した2人のコンビ。救急車がフリーパスなのを利用した2人は、慌てて医者と患者を探しあてる。ロジャー・ムーアにそっくりのプレイボーイ風の男シーモア(ロジャー.ムーア)は、007ばりにアストン・マーティンに乗って颯爽と参加。参加者名簿にロジャー・ムーアとサイン。日本の名車スバルに乗るのは最新科学装置を武器にする東洋人チーム。中には牧師に扮したジャズ狂の黒人と白人の2人組もいる。そして男性陣に混ってシャレたジャンプスーツで参加する美人コンビ(エイドリエン・バーボー)(タラ・バックマン)。白いロールス・ロイスで乗りこんだのは、アラブの石油王。会社の重役で飛行中の自家用機からパラシュートで降り立った男は、何と2輪車で挑戦する。そしてこのレースにつきものの違反摘発にやっきになる全米ハイウェイ安全実施機関副長官。やがて、真夜中、レースが開始される。スタート地点とゴールでタイム・レコーダーにタイム・カードをパンチし、その時差の少ない車が優勝だ。早くもパトカーの尋問を受ける者、ライバル車の空気をぬく者、それぞれが必死の策略と手段でゴールに向かう。5000キロを完走するためには参加者は予想もつかない障害、難関に遭遇するのだった。

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映画レビュー

3.5昭和時代の映画って感じ

2024年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

評価低すぎ?
単純に面白いというかお馬鹿さんの集まりのレース。
今の時代、許されないことやあり得ないシーンが多いけれど昭和時代の人間には単純に笑える。
おまけにエンディングで流れるNG集は最後まで楽しませてくれる。
ジャッキーのカンフーシーンも入れ込んであって、レース中に起るアクシデント満載なのだが、なんせドキドキ感がない。
レースと言うより団体旅行みたいなもの。
家をなぎ倒しプールにつっこんだりあんなに荒い運転してたのに誰もけがしてないし、皆、ほとんど同時にゴールインて?

サニーデービス.Jrがジャッキーチェンたちの事をジャパニーズて言ってるのに訳では東洋人になってた。
あんなに流ちょうに自然に中国語(香港語)をしゃべってんのに日本人と間違えるJrもいかがなものか?
翻訳者がカヴァーしたんやな。
最後までみんなどこか抜けてて憎めん面々でしたわ。

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Elton Shin

1.0チキチキマシン猛レース

2023年6月13日
スマートフォンから投稿
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マサシ

2.5後に解る事だが、自身が初めて観た無修正ポルノはジャッキーが車内で観ようとしていた『グリーン・ドア』だった!

2023年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1981年 「元楼」(成龍)演員・動作導演、ゴールデン・ハーヴェスト社製「一小福」作品。

本当の鑑賞日は日本劇場公開日の「1981年12月19日」だ!(もしかすると、先行上映で一週間前だったかも!?)劇場は「藤子不二雄」の御両人も通ったであろう「高岡劇場」、通称「高劇」(コウゲキ)!

採点は「2.5」と低評価だが、当時は一番純粋なファンだった『ヤンマス』と『ドラロー』の間に公開された作品で、ジャッキーが出てさえいれば何でも好かった時代・・・!?この頃は指定席ではなく、観ようと思えば一日中居れた時代なので最低2回は観たかったので、別に観たくもない同時上映作『エンドレス・ラブ』も・・・!?

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チェンターテイナー元締

4.0エンタメカーアクション

2022年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

脳天気に見えるけれど意外と傷つく人が少ないコメディストーリーにカーアクション満載の作品。(交通法規等々色々と「良い子は真似しないでね」が満載なのでそこがダメな方には…お勧めしません。)
主演コンビチームとエセ牧師コンビの応酬もおもしろいが、胡散臭い東洋人チーム(英語では「日本人」と言ってる笑)はスバル(カーナビ、自動運転機能搭載!)で参戦、ブレイク前のジャッキー・チェンが華麗なカンフーを披露してくれるし、ロジャー・ムーアがアストンマーチンに乗って全力で007のパロディを演ってくれるし、ロールスロイス、ランボルギーニ、フェラーリと往時のスーパーカーも集結。二人乗りの大型バイクはウィリーのまま高速走行するし、ファラ・フォーセットは最高にキュートだし(ペールピンクの全身コーデとショーパンからすっくと伸びる小麦色の健康的な脚!)ぴっちりラメのボディスーツ美人二人組も華を添えて、お祭り状態。
1970年代には実際にこのレースが5回開催されたらしく、ビックリ。叶うことならタイムマシンに乗って行って、ゴール地点で待機していたい。笑

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SpicaM
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