キッス

劇場公開日:

解説

キスによって伝えられた魔力が次々と引き起こす悲劇を描くホラー映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはリチャード・B・ルイス、監督のぺン・デンシャムがジョン・ワトソンと共同製作、脚本はスティーブン・ヴォルクの原案を基に彼とトム・ロペルースキー、撮影はフランソワ・プロタット、音楽はJ・ピーター・ロビンソンが担当。出演はジョアンナ・パクラ、メレディス・サレンジャーほか。

1988年製作/アメリカ
原題:The Kiss
配給:トライスター映画=コロムビア・トライスター映画
劇場公開日:1990年2月10日

ストーリー

ヒラリーは長らく行方不明だった姉のフェリス(ジョアンナ・パクラ)から連絡を受け不吉な予感がしたとたん、暴走自動車にはねられ死んでしまう。5カ月後、やっと落ち着きを取り戻したヒラリーの娘エイミー(メレディス・サレンジャー)の前にフェリスが現われる。フェリスは実は4年前アフリカで魔力にとりつかれた叔母のキスを受け超自然的な力を帯びるようになったのだ。翌日、エイミーの友人がエスカレーター事故で死亡、叔母の発する妖気を怪しんだエイミーが調べると、奇妙なトーテムポールと血のついたヘザーのサングラスが--。驚いて恋人のテリーに打ち明けるが、彼はフェリスの悪魔の儀式を目撃した直後、トラックにはねられ死ぬ。エイミーは教会に逃げるが、神父は魔力によって焼き殺されてしまう。一方、エイミーの友人で看護婦のブレンダ(ミミ・クジャック)はフェリスの血を分析して、それが死人のものであることを知り、エイミーの父親ジャック(ニコラス・キルベルタス)と共に救出に向かうが、その時まさに魔力を伝えるフェリスの口づけがエイミーの唇に迫ろうとしていた。しかし間一髪のところを何とか助け、今度は反撃をする。ついにフェリスを殺すことに成功し、一家に平和が訪れるのだった。

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