劇場公開日 1990年4月6日

「愛し愛された記憶は君を幸せにする…」オールウェイズ kakerikoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5愛し愛された記憶は君を幸せにする…

2014年10月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

この言葉に尽きるかと。
生前、言葉に出来ていなかった「愛している」を、恋人にささやくビート(リチャード・ドレイファス)の姿・・彼女には見えないけれど、魂で触れ合って踊った二人のワルツは尊く、美しく、切なさが極まる印象的なシーンでした。
前に踏み出せないでいる愛する人の幸せを願い、最後には自分への忘却を望んだわけですが、おそらく、彼女の心には彼との愛の歓びの記憶がずっと消えることなく、残っていると思います。

皆さんご指摘の『ゴースト』を彷彿させはしますが、私も今作の方が好きです。天使役のオードリー・ヘップバーンを見られた事も、大満足です。
さらに『煙草が目に染みる♪』この曲も本当に素敵でした!

sonje