劇場公開日 1976年3月13日

「愛と服従は違う・・・?」O嬢の物語 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5愛と服従は違う・・・?

2020年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 まだ18歳にならなかった頃、『エマニエル夫人』(1974)やこの『O嬢の物語』を観に行きたかった。その後に『ビリティス』(1977)というレズビアンの映画も日本で公開されるに至って、成人映画とレイティングなしの2通りだったものが、R15というジャンルが出来てしまいました。よーし、これなら観れるぞ!と意気込んだものの、結局観に行かなかった高校時代。女子たちが『ビリティス』の話題で盛り上がってたのに行けなかった・・・

 そんな映画だったのに地上波深夜枠でも放映されたO嬢。カットされまくりでわけわからんストーリー。自分の恋人を他の男に抱かせて楽しむだけの異常愛の内容かと思えば、おっさん(しかも貴族で異父兄弟)に譲るような形となる。しかも、自慰、SM、レズビアンと色んな調教をするという男尊女卑の世界そのもの。従属と嫉妬、それが愛?さすがに後半はだれてきてしまうし、単なるソフトポルノの域を越えていない。あぁ、これが昔見たかった映画なんだと割り切りながらも、やはりストーリーがしっかりしていないと映画が成り立たないものだと悟りました。結局はわけわからん・・・

 普通の人が見ると、こんな世界があるんだという驚き。しかし、恋人を他の男に抱かれるのを愉しむ男がいることもたしか。共感したくない世界だ。

kossy