劇場公開日 1980年8月2日

「さすがのリザベス・スコット」大いなる別れ たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0さすがのリザベス・スコット

2022年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ボギー主演なので「ポーカーフェイスでキザなセリフ」あり、リザベス・スコットも主演なのだが「あれっ、この映画では悪女じゃないのか?…と思っていたら、やっぱり悪女(笑)」といったハードボイルド的であり、ノワール的である映画。

冒頭、ハンフリー・ボガートが警察に追われて教会の牧師に過去を話し始める場面から始まる。
ボギーと親友が復員して勲章を受けることになるのを知った途端、親友は大衆の眼を恐れて逃げてしまう。何か犯罪を犯したっぽい。
そのため、ボギーは真相追及を始めると、親友の妻(リザベス・スコット)が街の権力者に秘密を握られて、権力者の言いなりになっているらしいことが分かる。
しかし、実際は………という始まり方の映画。

この映画でのリザベス・スコットも、相変わらず見事な雰囲気&スタイルで素敵な悪女。
さすが、期待を裏切らない存在感。

ボギーも「女はポケットに入れておいて…」などというセリフ。
……B’zの曲「♪愛のバクダン」の歌詞に似ている(笑)

ただ、作品としては、観終わった時に「なぜ?」がたくさん残る感じだった。
まぁ雰囲気を楽しむ映画として考えればOKかも知れない…(笑)
⇒ リザベス・スコットのファンなので甘くなるww

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たいちぃ