エイリアン4のレビュー・感想・評価
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新機軸で向かえたラスト
前作から200年後の2470年。第1作から何世紀も経った世界に、リプリーがアンドロイドとして復活する。ここまで来ていよいよ人間がエイリアンを飼育し始めており、恐れていたことだが案の定という思いもある。結局エイリアンに痛いしっぺ返しを食らう訳だがリプリーの存在が衝撃過ぎる。完全に化け物だ。本作の終盤ではリプリーとエイリアンの関係がなかなか強烈なインパクトで描かれるが、完結編でここまで新機軸としたジャン=ピエール・ジュネ監督はかなり挑戦したのだろう。設定はかなり良いと思う。しかしこれは「エイリアン」なのかと考えてしまう。初めのシンプルなテーマの方が良かったのではないか。今回は劇場公開版と完全版ではそこまでの違いはなかったが、完全版では地球上にてエンディングを向かえるところがこのシリーズでは新鮮に思えた。
もうなんか違う気がする・・・。
小学生で初めて見た時にはシリーズでいちばん好きな映画でしたが、五、六年たった今にしてみるとなんか違うんじゃないかと・・・。
別にエイリアンである必要が・・・って感じです。
thank you
劇場版、完全版どちらも見ました。随分前に見ていたみたいで、思い出しながら見ていました。
人間の傲慢さが最悪の自体を巻き起こす良くありげなストーリー。
ニューボーンは面白いアイデアではあったけど見た目がいまいち。
エイリアンで笑えるうえに悲しい気持ちにさせられるとは。
完全版を見るのは良いと思いますが、前作よりはるかに未公開シーンは少ないし、終わり方が少し違うだけ。期待はしないほうがいいです。これなら未公開シーン集みたいにしてくれた方がいい。
前作同様完全版を視聴
劇場公開版は109分、完全版は117分です。
1,2作は完全版を劇場公開したのですが、3,4作目についてはBlu-rayのみ。それが不満です。
設定年代は2470年。第1作目からなんと3世紀近く経過しています。どうやら、テクノロジーの進化は止まっている様です。しかし、アンドロイドは健在。
前作で死んだ筈のリプリーが復活します。
そして、頭のおかしい企業側が、リプリーの体内に残っていたエイリアンから、数多くのエイリアンを繁殖させていましたが、それが脱走…
って、どれ程馬鹿なんですかね…200年間も何を追い求めていたのやら…
前作よりは分かりやすい展開です。しかし、本作も少しひねり過ぎ。やはり第1,2作には及ばない…
監督の力量は分かりました。世界観は好きです。
ですが、リプリーがあまりにも「バイオハザード」のアリスにしか見えません。大量に造られている所も。
話は面白かったですし、最後のラスボスも気持ち悪い。でも肝心のエイリアンのCGどうにかなりませんかね…前作よりはマシですけれども。
奥深いテーマ
このシリーズを、単なるSFホラー的に観るとか、CGや、その莫大な制作費に見る豪華さ?と言うか懲り方?みたいな作りに注目する人がほとんどではないかと思います。また1度死んだ主人公が再び生き返ってくるあたりなんか、シリーズ化で儲け目的か?のような印象を受けた人も少なくないのでは?しかし、蘇った意味や経緯やストーリーがちゃんと練られていて不自然さが少なく、しかもボクがこの映画で泣くとは思わなかったが涙を流したシーンが、クローン化に失敗して、出来損ないになった何人もの自分を目にし、「殺して」と動けず懇願するもう一人の自分を泣きながら焼き殺す主人公を観た時、涙が溢れて仕方ありませんでした。「単なるSFじゃない。命の意味とか、そういうものも作品に込められてる」と感動しました。
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