劇場公開日 1998年12月12日

「ディープインパクトに先制されて…」アルマゲドン うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ディープインパクトに先制されて…

2023年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館、TV地上波

単純

公開当時、似た内容(地球に小惑星が突っ込んでくる)で『ディープインパクト』が公開されており、個人的には涙は枯れている状態だった。

そこへ鳴り物入りで『アルマゲドン』の登場である。
同時期に他の大作も無かった様に思うし、何しろ超大作である期待を胸に膨らませていると、何やら悪い評判が聞こえ始める…
ゴールデンラズベリー賞?なんだそれは?
どうやら、このハリウッド製の浪花節は海外でのウケが賛否両論だったらしい…と。

気にせず見たら、まぁ面白い。
ただ、思うことがあるのは、掘削するにしても世界中集めたらもっとマトモな人材集められたんじゃないの?とか、掘削技術者を宇宙訓練するより、宇宙飛行士を掘削出来るようにするのも変わらないんじゃないだろか?とか思ってしまう。
アメリカ万歳的な設定にも、ちょっと偏り過ぎとは思う。

しかしこの映画のキモはそこではない。
そんな科学的アプローチで大真面目に作るくらいならあんなメンバーを連れては行かない。
こんな作戦で地球を賭けたりはしない。

命と引き換えに家族を守る…この時間の無いところで大愁嘆場をこれをよく見ろ!とばかりにぶっこんでくる…このひつこい位の浪花節がキモなんでしょう。

しかし世間の評価は意外に厳しい
おもろいからエエんちゃう?と素直にならない世の中になってるのはちょっと悲しい。
自分の中は『ディープインパクト』>『アルマゲドン』なので☆3で。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)