劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険

劇場公開日:

解説

人間の気持ちが分かる不思議なハムスター、ハム太郎とその仲間たちが繰り広げる冒険を描く短篇ジュヴナイル・アニメーション。監督は「BLACK JACK ブラック・ジャック」の出崎統。河井リツ子による原作キャラクターを基に、「THE AURORA 海のオーロラ」の島田満と出崎監督が脚本を執筆。撮影監督に川田敏寛があたっている。声の出演に間宮くるみ。

2001年製作/51分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2001年12月15日

ストーリー

大好きな飼い主・ロコちゃんの誕生日をお祝いしようと張り切っていたハム太郎。ところが、ロコちゃんは友だちとパーティに夢中で、ハム太郎のことはアウト・オブ・眼中。傷ついたハム太郎は、土の中から現れた妖精ハムに導かれ、ハムちゃんずとハムハムランドへ迷い込んでしまうのだった。そこは、ハムスターだけの夢の国。しかし、ロコちゃんのことが気になって仕方がないハム太郎だけはいつまでもしょんぼりしたまま。そんなハム太郎を励まそうと、ハムちゃんずは食べると人間の言葉が話せるようになる魔法のひまわりのタネを探すことに。「ひまわりのタネを食べて、ロコちゃんに気持ちを伝えるのだ!」。手掛かりを求めてハムハム大学へ向かったハムちゃんず。そこで、彼らはタネを発見することに成功するが、珍しいタネを蒐集している魔王ハムにそれを奪われてしまう。タネを取り返すべく、魔王ハムの城へ潜入するハム太郎。見事、取り返すことに成功しタネを齧るが、その瞬間、タネは消えてしまった。ハムハムランドの閉園時間の8時6分が迫ってきた。心を入れ替えた魔王ハムのお陰で、無事、元の世界に戻ることが出来たハム太郎。そこには、いなくなったハム太郎を懸命に捜すロコちゃんの姿があった。そんなロコちゃんに向かって叫ぶハム太郎の声を、ロコちゃんは聞いた気がした。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
演出
矢野篤
脚本
島田満
出崎統
原作
河井リツ子
ゼネラルプロデューサー
沢辺伸政
企画
久保雅一
中沢利洋
製作
河井リツ子
亀井修
宮川鑛一
加藤俊三
松下康
八木正男
高石哲夫
プロデューサー
関田有慶
松元理人
絵コンテ
出崎統
キャラクター・デザイン
須藤昌朋
山中純子
総作画監督
須藤昌朋
山中純子
作画監督
米田光良
清水恵蔵
撮影監督
川田敏寛
デジタル撮影
トムス・フォト
エースクリエイション
東京キッズ
サンシャイン・デジタル
スタジオ・キャッツ
旭プロダクション
スタジオ・エル
美術監督
中村隆
グラフィックアートディレクション
村井香里
デザインワークス
清水義治
音楽
岩崎元是
音楽プロデューサー
吉田隆
オープニングテーマ
ハムちゃんず
エンディングテーマ
ミニモニ。
音響監督
高橋剛
音響プロデューサー
南沢道義
西名武
音響制作
ハーフエイチ・ピースタジオ
音響効果
佐々木純一
編集
大竹弥生
TVラインプロデューサー
小林敦子
アシスタントプロデューサー
大塚将之
鶴木洋介
制作担当
小山雅弘
宮本秀晃
特殊効果
前川孝
林好美
CG監督
樋口真嗣
CG制作
小学館ミュージック&デジタル エンタテインメント
デジタルルーム
CGプロデューサー
藤井篤
CGキャラクターデザイナー
服部恵大
CGテクニカルディレクター
佐藤淳紀
CGコーディネーター
傳田京子
デジタル制作
南越正昭
色彩設計
伊藤純子
色指定
大武恭子
坂井憲興
とっとこ8686プロジェクト2001
黒川和彦
川原章三
後藤昌弘
飯田誠敬
細川達司
スギ山千絵
木綿克己
石川博
吉村道明
筧麻子
吉田力雄
青野史郎
藤井良助
東山敦
渡辺哲也
岡田達也
宗田昭彦
斎藤裕
フジイヒロマサ
佐藤孝司
竹内俊司
平人美
伊五澤朋子
辻浩美
青木大介
宮下令文
高梨志帆
武内純子
原案スーパーバイザー
松元章展
アニメーションコーディネーター
鍋島修
TVリレーションシップ
岩田圭介
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映画レビュー

3.5トラウマを植えつけたのはゴジラではない

2019年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

小さい頃、ハム太郎が好きだった。
ハム太郎に魅せられてハムスターを飼ったこともある。
私はハム太郎が好きだった。

先日、家の掃除をしていると、この映画のテープが出てきた。

思い出した。自分自身のトラウマを。

この作品は映画館で見たわけではないため、
ゴジラとの同時上映だったことからトラウマを植えつけられた
というレビューが多々あるが、それではない。

この作品、実は今でも見るのが怖い。

何が怖いのかわからないが
(何かに連れていかれる)
そう強く感じたのを覚えている。

実際、話も普段のハム太郎ではないようなブラックな感じではある。
それを強い恐怖として覚えているだけかもしれない。

話が怖かった、だけの記憶なら懐かしい!見よう!と思う。
今でも見るのが本当に怖い。

トラウマを植え付けたのは、ハム太郎である。

ちなみにハム太郎は今でも大好きです。

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ゆゆまる

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