劇場公開日 1974年9月14日

あゝ決戦航空隊のレビュー・感想・評価

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4.0かつて如何なる戦史にも類をみない“特攻戦術”の生みの親、大西滝治郎...

2023年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

かつて如何なる戦史にも類をみない“特攻戦術”の生みの親、大西滝治郎中将の生涯と、命令に服し散っていった特攻隊の全貌を描く。

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てかる

2.5特攻に送った人たち

2020年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

特攻の創始者、大西瀧治郎(鶴田浩二)が主役の東映オールスター大作で、原作は草柳大蔵、児玉誉士夫が協力している。
特攻が海軍で立案され、大西が実行せざるを得なくなった経緯から、敗戦により自決に至るまでを描いているが、人物像が掴めなかった。
天皇制の批判はしているが、底が浅い印象を受けた。
何といっても途中に休憩が入る長尺で、ゆっくりとしたテンポは街がなく眠気を誘う。
これじゃ東宝に勝てない。

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いやよセブン

4.0右寄りなのか左寄りなのか

2020年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

想像してたよりずっと衝撃的な映画。右翼の大立者児玉誉士夫を善玉に描きつつ(この映画の数年後にロッキード事件が露呈)、厚木事件の小園中佐に天皇の戦争責任を赤裸々に叫ばせるなど、左右どちらの思想に寄っているのかと考え込んでしまった。が、史実に忠実に作ったらこうなるのだろう。
ともかく自分の中では東宝「日本のいちばん長い日」と双璧の映画となった。陸軍の詰め腹代表が阿南惟幾、海軍代表が大西滝治郎ということかな。
出演者が「仁義なき戦い」とあまりにも被るので任侠映画と区別がつかなくなるのが難点。(梅宮辰夫の玉井中佐なんてどうみても悪役です)

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あっきー