ニュータウン物語
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解説

1970年前後、日本の高度経済成長と共に日本全国各地に“新しい街”としてニュータウンが数多く生まれた。”ニュータウン”のひとつである岡山県山陽町山陽団地で育った監督・本田孝義が、経済成長の終焉と合わせるかのように曲がり角を迎えたその地を訪れ、自らの思いを重ね合わせながらその歩みをたどるドキュメンタリー映画。そこで暮らしてきた人々が何を感じながら生活してきたのかを探るため、カメラを片手に様々な人々に出会っていく。

ストーリー

高度成長期、核家族化が進むのに合わせて、日本各地につくられた「ニュータウン」。高層住宅もあれば、一戸建てもある。安価な土地と住宅に惹かれ、そこに多くの家族が移り住んだ。ささやかながらも安定した暮らしを夢見た世代。それから数十年、「ニュータウン」は曲がり角を迎えている。ニュータウン第一世代の高齢化。それに伴う、街全体の空洞化。土地・住宅の売れ残り、ニュータウン事業自体の縮小や撤退。語られるのは、どこにでもありそうな「普通」の話だが、普通の話ほど語られにくく、かつ後世に残っていかないものである。昨今議論されている、ニュータウン、または郊外のあり方については、そこで暮らしてきた人々が何を感じながら生活してきたのかは、十分には語られてこなかった。そのことにかねてから不満を持っていた監督である本田孝義が、「映画をつくる」ために「ニュータウン」に帰ってきた。街の歴史を調べる。家族に向かい合う。同級生と語らう。懐かしい人たちに会いに行く……。自らの故郷、岡山県赤磐郡山陽町山陽団地を題材にした映画を思い立ったのは、神戸の酒鬼薔薇事件がきっかけだった。なぜなら、事件が起こった場所は、己が育った街によく似ていたからだ。そこは、日本のどこにでもあるような「ニュータウン」だった。夫婦のそして親子の仲がいい、ということが大前提のニュータウン的な幸福の雛形の中、監督本田孝義の場合、ニュータウンの街づくりに一から関わってきた父親と、一番の身近な家族の幸せが崩壊してしまった。そんな皮肉な構造の中で育った自身が、「ニュータウン」を撮ったことに意義が見出せるのである。しかしそれは決して、社会の歪みを告発する映画ではない。ニュータウンを核にして、ニュータウン世代を通じて、「ニュータウン」に住む人たちそれぞれの物語を映し出した、ドキュメンタリー映画である。それは、山陽団地のそれぞれの世代を映し出している。本田監督の両親が第一世代、監督自信と同級生達が第二世代、そして、自転車を練習する門将平くんが第三世代を代表している。また監督は、「ニュータウン アートタウン」展を企画する。山陽団地に集結したアーティストたちの外部からの視点を持ち込むことにより、そこに磁場を生み出そうとするかのような試みである。山陽団地の神話を創作し、団地の中にある古墳に配置された中村智道の超電撃紙芝居『山陽神話』や、鷹取雅一が丸めたティッシュで部屋を覆いつくした空間などだ。自分自身に問いかけてみよう。アナタはむかしどこに住んでいましたか。今、どこに住んでいますか。そこでどんな人と出会いましたか。ささやかな思い出を忘れていませんか……。...

キャスト

作品データ

製作年 2003年
製作国 日本
配給 戸山創作所
上映時間 103分

提供:株式会社キネマ旬報社

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