映画ドラえもん のび太と雲の王国のレビュー・感想・評価
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鉄人兵団と悩むくらい面白い
悪い所
なんかアニメの続きみたいな話がちょこちょこ出てくるので、それはちょっと背景わからないって所もある。
ガチ勢なら余裕かもしれないけど、劇場版以外のドラえもん見ない勢なのでちょっとおいてかれる。たぶん監督さんはガチ勢。
最後の方の裁判場でのやり取りは正直盛り上がらないかなー。大事なシーンだけど、退屈なところでもある。
あと、ドラえもんの特攻が強すぎるw
そんな!物理で解決するんかい!みたいなw
ドラえもんの硬さを活かした斬新な方法で好きだけどねwなら、ヘッドバットで無双出来るから笑
いい所
まず夢がある。
雲の上で自分の大国わ創るシーンはワクワクするし、めっちゃ面白いし憧れる。
こういうのを入れてくれるのはドラえもんの映画だなーって思う。すごく好き。
話のストーリーに矛盾がない
まーないわけでもないけど、すごくよく考えられている。
外から見えないのに城に帰る方法とか、秘密道具の効果がその場限りではなく、ずーっとストーリーに絡んでくるのは考えられてるなーって思った。
壊れたドラえもんが可愛い
よく壊れるけど、壊れたドラえもんめっちゃ好き
なんでガスのタンクに特攻して壊れてないのか不思議だけど笑
あと、それを治した不思議パワーも謎すぎ笑
やっぱこの映画は面白いと思う
環境問題と絶滅に焦点があって、内容もすごく濃い。この映画のメッセージもわかるし、面白い。いい映画だと思う。
ドラえもんの頭突きの破壊力
このあたりは長編のパターンも出来上がっていて安定した内容という感じ。
海底、地底ときて今度は天上人。どの作品もそうだが意外とストーリーが本題に入る前のみんなで遊んでるような序盤のゆるゆるなパートが好きだったりする。
後半は結構大変なことになる本作。ドラえもんの頭突きの破壊力が凄すぎないか笑。
あと自然保護のテーマを前面に押し出している。これ30年近く前か。設定に幼稚なところもあるし解決の流れも短絡的だが、原作者は未来のことを本気で考えてたんだろうな、と今見ると思う。
自然保護と兵器抑止力
この作品は、のび太王国を作ったぞ~わーい、わーいと楽しんでる内容から、天上人が地上人をノア計画によって破壊しようとするSF内容へと変化させている。終盤は呆気なく片付いてしまうので見逃しがち。
のび太の雲の王国では、冠をかぶったのび太が絶対君主。その独裁ぶりもどうかと思うが、一旦王国から離れると効力を失うという点で均衡を保っている。夢のある世界観から突然絶滅生物が何種類も現れるという意外性。天上国では地球の環境破壊が激しいために絶滅危惧種を招き入れて種を保存しているのだ。未来的な街も存在するが、車などの動力はすべて太陽光によるもの。公害も発生しないし、まるで天国・・・あ、天国ですね。
地上人による地球の自然破壊に見かねて地上に大洪水を起こして破滅させようと計画するところをドラえもんたちが阻止しようとするストーリー。説明よりも先にのび太とドラえもんが10日後のカタストロフィを見てしまい、とりあえず時間を戻すのですが、どうすれば未来を変えることができるのかどら焼きを食べまくって作戦を練る。この方法というのが、使う気はさらさらないのに天上国を破壊する大砲で威嚇して説得するというもの。ところが、密猟者たち(=テロリスト)によって冠を奪われ、兵器で勝手に攻撃されてしまう・・・さて、どうする!ドラえもん。
環境問題を提起する作品ではあるが、この核の抑止力にも似た大砲が曲者。使う気がなくてもテロリストに奪われてしまうと最終戦争になりかねない。こんな内容はお子ちゃまたちに理解できるのか?かなり疑問です・・・
しずかちゃんのヌードあり。ほんの数秒ながらもかなりセクシー。
何がすごいって
懲りずにどこやかしこに王国を作ろうとするのび太。
懲りずにジャイアンを嘲笑って、懲らしめられるスネ夫。
ダメよほんとのこと言っちゃあ。と一番傷つける発言をするしずかちゃん。
そんな毎度のことがあっても面白い。
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