劇場公開日 2000年4月22日

「コナン映画でちょうどいい塩梅ライン」名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0コナン映画でちょうどいい塩梅ライン

2020年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

金曜ロードショーのコナン映画人気投票で、視聴者投票No.1を放映するという企画で、一位に選ばれた作品。

もっと派手なものが一位かと思いきや驚き。
でも、コナンのちょうど中間という感じだなと思いました。派手さを好む層、推理物を好む層、恋愛の望む層、主役キャラに焦点を当てて欲しい層、その○○層がやや満足と思えるラインをちょうど狙った感じがしました。

とは言え、20年前の映画という事にびっくり!根強いコナン人気を感じました。
今回は二回目の鑑賞。でも一回目はおよそ20年前…内容はほぼ覚えていませんでしたが、当時のワクワクした気持ちはなんもなく蘇って来ました。

実際の遊園地をモデルにしたというだけあって、遊園地が作り込まれてて、非現実のような現実のような実際にその場にいるようなふわふわした感じが味わえました。

謎も最近の映画とは違い、観客が推理の出来る範囲だったのがいいと思います。ただ、利き腕にこだわり過ぎてる感じもしますが…。

蘭と新一の関係も、もう何十年とコナンを観てるので、この程度の告白じゃドキドキはしない…残念。
最後のカーチェイス的な演出はハラハラしました!犯人凄すぎ!

引っかかったのが、蘭の命が危ないのにヘラヘラしてるところ。登場人物の心の描写を丁寧には出来てないかな。
その辺りはアニメだなと思いました。

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りりまる